STAP細胞やゴーストライター問題をいじり倒す…“不謹慎ゲーム”はどこまで許容されるのか?
【オタクに”なるほど”面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
4月1日、STAP細胞の論文をめぐる問題で理研の調査委員会が会見を開き、不正行為が小保方晴子さん単独で行われたと発表した。まだ最終的な結論が出ていない段階とはいえ、嘘が許されるエイプリルフールに“捏造”の認定がされるとは皮肉な話だ。
――そのわずか数日前、ネットではSTAP細胞ネタで別の盛り上がりがあった。個人が配信をしているAndroid専用のゲームアプリ『コピペ研究所』が、どう見ても小保方さんを主人公にしていたからだ。このゲームは、どこかで散々見たような白衣の若い(?)女性を操作し、上から落ちてくる細胞をキャッチして高得点を狙う内容。間違ってコピー機を拾ってしまうと、捏造がバレてゲームオーバー画面になる。
さらに少し時間をさかのぼれば、楽曲のゴーストライター問題で非難を浴びた佐村河内守さんの“本当は耳が聞こえているんじゃないの?”疑惑をネタにしたゲームアプリが出回って話題となったばかり。ネット媒体におもしろおかしく取り上げられる一方、「悪ふざけがすぎる」「相手が悪ければ何をやってもいいのか」など、辛辣なコメントも寄せられている。
こうした“不謹慎ゲーム”は今に始まったことではない。過去には、オウム真理教、和歌山ヒ素カレー事件、アメリカ同時多発テロ事件など、注目度の高い事件が発生した後には驚くべきスピードでそれをネタにしたゲームが作られてきた。オウム絡みでは地下鉄でサリンをばらまくゲーム『霞ヶ関地下鉄サリンゲーム』や、サティアン(教団施設)で危険物を取り扱うゲーム『倉庫番 in 上九一色村』などがあり、9.11テロ絡みではビルに飛行機を激突させ死者数を競うゲーム『旅客機でGO!』、また逆の立場でビンラディン氏を射殺するゲーム『Bin Laden Liquors』も製作された。
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