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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 中日・落合GM 采配はいかに
アスリート列伝 第10回

いよいよ開幕! 中日・落合博満GM、“オレ流”でペナントレースに旋風を巻き起こせるか!?

 高校や大学で大活躍し、将来を嘱望されるようなエリートコースを進む選手が少なくない中、独自のキャリアを積んでプロになり、三冠王という頂点に立った落合。そんなキャリアを積んできたからこそ、常識にとらわれずに、信念を持った采配を振るうことができ、トップクラスの選手も、ドラフト下位の選手も使いこなす手腕が発揮されたのだ。

 落合は、昨秋から、中日ドラゴンズのゼネラルマネージャーに就任した。昨年末の契約更改では、主力選手にも大ナタを振るい、総額8億円にも上るコストカットを断行。さっそく世間の耳目を集めた。さらに、キャンプシーズンには、各大学などの練習に自ら足を運び、今秋のドラフトに向けて虎視眈々と未来のスターを発掘。まさに「オレ流ゼネラルマネージャー」としての動きを見せている。

 昨シーズン、ドラゴンズは12年ぶりのBクラスに沈んだ。今季より、高木守道監督から谷繁元信を選手兼任監督として起用し再起に賭けているものの、今年のオープン戦で、チームは16戦4勝と振るわない成績に終わってしまった。

 ゼネラルマネージャーとして、初のペナントレースを迎える落合博満。彼の手腕によって、再びドラゴンズは常勝軍団に変化することができるのだろうか?
(文=萩原雄太[かもめマシーン])

最終更新:2014/06/17 16:39
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