女の子は美人すぎす可愛すぎず…!?“青春”と“SF” ラノベの源流を実写化した『なぞの転校生』
【オタクに”なるほど”面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
■今日もオタクはテレビを見む 第1回――『なぞの転校生』
僕は小さな頃からテレビっ子で、子供時代「テレビランド」(徳間書店)や「テレビマガジン」(講談社)を読みながら「こういう本で怪人や機械獣の記事を書きてえなぁ~!」と真剣に思っていたのですが、いつの間にか本当にそういうのを書く大人になってしまいました。今でも仕事として見続けている作品以外にも、個人的嗜好でのテレビの視聴時間はかなり長いほうだと思います。
そんなこんなで今回「おたぽる」上で、オタクの皆さんにとって、アニメ以外で興味を惹かれるようなテレビ番組に関する話題(ドラマ・映画・バラエティその他諸々……)を紹介させていただく連載を始めることになりました。第1回として、現在テレビ東京系で毎週金曜深夜0時12分から放送中のドラマ24『なぞの転校生』を取り上げさせてもらいます。
このドラマ、原作はもう47年も前に書かれた小説なんですが、読んだことがない人でもなんとなく聞いたことあるな……? って感じがするはずです。ここに『なぞの転校生』と同じ著者・眉村卓の『ねらわれた学園』、筒井康隆の『時をかける少女』を加えてみると、ぐっと知名度が上がって、知ってる、見たことある! と思うのではないでしょうか?
この作品に共通するのは「主人公が中高生」であり、「舞台は学校及び主人公らの住む街周辺限定」で「異界からの来訪者によって世界が変革するような大事件が起きかける」のだけど、「主人公らの活躍によって誰にも知られることなく事件は解決し日常へと回帰する」……というプロットです。このシンプルかつエバーグリーンなプロットこそが、時代を越えて何度も繰り返し映像化されてきた理由だと言えるでしょう。
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