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週刊誌スクープ大賞

残業やノルマが増えるだけ!? ユニクロ“パート正社員化”のカラクリ

 その上、マウスの背中に人間の耳を培養したことで知られる、ハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授から引き留められたほどの女性という評価もあったのだろう。

 だが、3月20日付の朝日新聞にはこんな記事が載った。

「理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが2011年に早稲田大に提出した博士論文について、学位審査員だった留学先の米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が、英科学誌ネイチャーの関連サイトの取材に『論文のコピーをもらったり、読むように頼まれたりしていない』と話していることがわかった」

 こうして彼女ばかりではなく、周りの人間たちのいかがわしさも次々に明るみに出てきているのだ。

 小保方、絶体絶命である。

 第2の佐村河内事件どころではなく、日本の科学界の信用を失墜させたという意味では、かつてない大スキャンダルである。

 世間的には有能な人間の集まりと思われていた理研の科学者たちが、たった一人の女性にコロリと騙されてしまったのである。

 理研はもちろんマスメディアも含めて、なぜ彼女がこのようなことをしたのかを徹底的に検証し、すべてを公表しなければいけないこと、言うまでもない。
(文=元木昌彦)

最終更新:2014/03/24 21:00
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