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陸海空三幕公認アプリ「キミにエールAR」リリース記念

現役自衛官に聞く “ほふく前進”だけじゃない、自衛隊のお仕事

P1200554.jpgアプリを起動し、まずはスマホのカメラで自分の顔を撮影。
P1200583.jpg撮影した写真をさまざまな制服を着た自衛官アバターにはめ込み、アクションや背景画像を選択。

――確かに興味は持ってもらえそうですけど、1日中スマホを手放せないような人ばっかり応募してきても困るんじゃないですか?

「程度の問題はあると思いますが(笑)。もちろん、応募してもらったからといって100%採用されるわけではなく、試験がありますからね」

――ところで、自衛隊に入隊してからもSNSをやってて大丈夫なんですか?

「最近ではSNSでのなりすましとか、炎上ということが問題になっていますので、そういったことには十分留意するように注意喚起はしておりますが、SNSを使用するのは自由です。実際、若い隊員たちは結構やっていると聞いています」

――自衛隊の採用試験って、どんなことをするんですか?

「それぞれの募集種目によっても違うんですけど、基本的には高校数学や国語、一般教養だったり、普通の入社試験と同じようなテストが行われています。それと面接ですね」

――その年によって自衛隊の応募人数も増減すると思いますが、どんな時期に応募者が増える、減る……みたいな傾向ってあるんですか?

「やはり、景気に左右されない安定した職業というイメージが強いので、世間全体の景気が悪い時には応募者が増えますし、景気がいい時には、応募者が減りますね」

――このアプリのほかにも、最近ではテレビドラマだったり、映画はアニメなどで自衛隊が取り上げられていますが、それを見て応募してきたという人もいるんでしょうか?

「具体的にアンケートを取っているわけではないんですが、いろいろ話を聞く中では『空飛ぶ広報室』を見て応募しました、という人も少なからずいるようですね」

――ちなみに『ガルパン』を見て入ったという人は……?

「『ガルパン』や『艦隊これくしょん』に憧れて……というのは、まだ聞いたことはないですけど(笑)。そういった作品で自衛隊に親しみを持ってもらって、志望動機のひとつになる……というような影響はあると思います」

――兵器マニア・軍事マニアといった人たちからの応募も多かったりしますか?

「まれにサバイバルゲームなどが大好きだという人はいますけど、特にマニアが多いということはないと思います。本当のマニアの方は、入隊しないで基地などで開催されるイベントに熱心に通ってくださっているんじゃないでしょうか」

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