ネットで話題の福本伸行の政府広報マンガで、なぜ主人公が悲惨な末路をたどったのか?
2014/03/24 14:00
【オタクに”なるほど”面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
「政府広報オンライン」内の「特集-合法といって売られている薬物の、本当の怖さを知っていますか?」ページより。
『銀と金』『アカギ』『賭博黙示録カイジ』シリーズなどで知られるマンガ家・福本伸行が、政府の薬物対策広報キャンペーンで『合法といって売られている薬物の、本当の怖さを知っていますか?』という短編マンガを発表した。
物語は、ある青年が合法ハーブを服用し、悲惨な末路をたどるというもの。「ざわざわ‥‥」「ぐにゃあと顔が歪む表現」など、おなじみの福本節を駆使しながら合法ハーブの危険性を訴えており、ネット上でも素晴らしい人選と話題になっている。
表現と作品イメージから内容以上のメッセージ性を得ているのが大きいが、本作が面白いのは「福本作品」として見てもある程度成立していることだ。要するに、単に絵を描いているのが福本伸行であるというだけでなく、そのほかの福本作品と並べてみても違和感が少ない。
それは、この短編が福本作品における人間観を踏襲しているからだ。
最終更新:2014/03/24 14:00
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