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テレビ辛口研究所

これがNHKの本気!? Eテレ『Rの法則』が“コント回”連発のワケ

R_hosoku20.jpg画像提供/NHK Eテレ

「スタジオトークだと、ぶっちゃけトークができない子、自分から前に出ていけない子もいるんです。たとえば、いまやコント企画には欠かせない存在となったソウタロウは、普段あまりしゃべらない子なんですが、コントをやりたいと自分から名乗りを上げて、本当に演技がうまい。コントに賭ける意気込みを感じます。また、すぐに『違反だ!』とか言いつつ、実は女子に近づきたいだけのキャラ『校則マモル』を演じている諸星翔希なども、最初はそこまでできるとは思っていなくて、やらせてみたら開花した例ですね。コントによって、彼自身、ロケなど他の部分でも一皮むけた感じがして、普段のトークもぶっちゃけることができたり、他の演出家からもキャラを求められるようになったりしています」

 細川さんいわく、『Rの法則』のコントは、「手の込んだ学芸会」だそう。

「作品を見ている感覚ではなく、視聴者にとって『参加できる場所』を感じてもらえるようにしたい。実際にコントに参加するわけじゃないけど、『参加できそう』という気分になれる“手作り感”を大切にしています」

 24日の決勝大会では、生放送ならではの双方向演出にも挑戦。スマートフォンとデータ放送を使った視聴者人気投票を実施し、年間王者を決定するそうだ。

 今後、本気すぎる学校コントから、キャラクターが独り歩きを始めて、街角や学校にやってくる日もあるかもしれない!?

Rの法則・コント「あ~るあ~る1グランプリ」決勝大会
Eテレ3月24日(月)18:55~19:55/24:00~25:00(再放送)
<http://www.nhk.or.jp/rhousoku/>

最終更新:2014/03/23 11:00
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