「救世主になる!?」劇団ひとり初監督映画に、20億円の制作費をぶっ込んだフジテレビの皮算用
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「関係者向けの先行試写会では異例のスタンディングオベーションが巻き起こり、会場中からはすすり泣く声が漏れていました。芸人さんの初監督映画でここまで評価が高いのは、前例がないんじゃないでしょうか」(映画ライター)
今、映画業界関係者からの話題を“ひとり”占めしているのが、5月24日公開予定の劇団ひとり原作&初監督作品の『晴天の霹靂』。劇団ひとりといえば、処女作『陰日向に咲く』(幻冬舎)がミリオンセラーを達成するなど、そのマルチな才能は周知の事実だが、映画監督としては素人同然。しかし――。
「東宝とフジテレビが、原作と脚本を読んで絶賛したそうです。それで、新人監督には異例の、20億円もの制作費を費やしたそうですよ。ダウンタウン・松本人志さんやウッチャンナンチャン・内村光良さんらの作品は、芸人の下駄を履かせないと評価できませんが、劇団ひとりさんの作品は純粋に映画としての完成度が秀逸で、“芸人を辞めさせて映画界に入れよう”なんて動きもあるようです」(テレビ局関係者)
特に、ここのところ視聴率の低迷が続くフジテレビの熱の入れようはすさまじく「フジの救世主になる」(同)とまで言われているようで、興行収入の目標はなんと50億円を目指しているという。
「フジの上層部としては劇団ひとりさんに、作家としてこれからもどんどん本を書いてもらって映像化していきたい、という思惑があるそうです。ですから、本職であるバラエティの現場に『キャスティングするな!』とお達しが出ているなんて声も聞こえてきていますよ。まあ、確かに興収が50億円を超えたら大騒ぎしそうですね」(フジテレビ関係者)
芸人の監督作品は話題にこそなれ興業的には厳しい作品が多いだけに、果たして興行面で“ひとり”勝ちできるのか楽しみである。
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