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女性向けアダルト動画サイト「GIRL’S CH」に、少年愛テーマの18禁男の子アニメ『ぼくのぴこ』が参戦!

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 2006年にソフト・オン・デマンド(以下SOD)から発売され、Amazonアダルトアニメランキング1位を記録するなど、異色のヒットを放った男の子アニメ『ぼくのぴこ』が、今月20日より会員10万人を誇る女性向け無料アダルト動画サイト『GIRL’S CH(ガールズシーエッチ)』で無料配信される。男性層のファンを中心に絶大な支持を集めてきた同シリーズが女性視聴者にどう受け入れられるか、今後の展開が注目だ。

 『ぼくのぴこ』は少年愛をテーマにした作品で、馴染みの喫茶店のマスターから孫のぴこの遊び相手になってほしいと頼まれた少年が、最初は少女だと思っていたぴこの可愛さにひかれ、その後、ぴこが男だと知るも、恋の衝動を抑えきれず、ぴこへ接近していく姿を描く18禁ラブストーリー。

 今回どんな経緯で女性向けアダルトサイトで配信されることになったのか、また『シリーズぴこ』の魅力がどんなところにあるのかを『GIRL’S CH』アニメーション部門プロデューサーの香川直子女史に伺ってきた。

──『ぼくのぴこ』について詳しく教えてください。

pico00s0ss.jpg香川さん

香川 基本的には“ショタもの”のアニメです。“ショタ女装もの”というんでしょうか。中性的な魅力を持った男の子が女の子の服を着るという。BL(ボーイズラブ)とはまた意味合いの違う作品です。実はショタというのも微妙に違う気がして、わたしたちは「男の子アニメ」と呼んでいます。これまでなかったタイプの新しいジャンルの作品です。

──基本的には、同性愛作品という解釈でよいのでしょうか。

香川 非常にデリケートで特殊な世界で、同性愛とも微妙にニュアンスが違う作品なんです。男が好きとか女が好きとかそういうことではなく、その人が好きという。好きになった相手がたまたま男の子だった、そういう世界観なんです。男であったことは結果論でしかなくて、ぴこを好きになった登場人物も、ぴこが男だと知って、はじめは悩むんですけど、そのうち、まあ、いいかって思ってしまう。可愛いからいいんだって。ぴこも「えー」とか言いながら相手を受け入れてしまう。その過程が見所ですね。

──女性の立場から『ぼくのぴこ』を見て、香川さん自身はどんな印象を持たれましたか?

香川 新しい世界だな、まったく新しいものだな、という印象で見てました。801のアニメとかはあまり見たことがなかったんですけど、すごく作画がしっかりしていて素敵だとも。男の子同士の恋に関しても、この作品だと、見てて痛くないというか、生々しくないというか、ファンタジーでラブラブな感じがしていいなと思いました。好き嫌いは人によると思いますが、わたしはむしろ女の子が出てないから面白いんだと思いました。

──女性向けのサイトで『ぼくのぴこ』のようなアニメ作品を配信しようと思ったのはなぜですか?

香川 話題になったアニメというのもありますが、これまでサイトとしてあまりアニメを試したことがなかったので、視聴者の反応を見てみたいという気持ちがありました。今までは男女ものを中心に配信してきましたが、新しいジャンルへの挑戦ということで、わたしも好きになった『シリーズぴこ』は面白いんじゃないかと。本格的にアニメを配信するのは今回が初めてです。

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