日本版「Hulu」はアメリカを見習え!? 日本テレビによる買収で「Hulu」は“アニメの楽園”となるか?
【オタクに”なるほど”面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
日本版よりもアニメのラインナップはかなり豊富だ。
2月末、『日本テレビ放送網が定額制動画配信サービス「Hulu」の日本市場向け事業を取得』という報道がなされた。
これはまず米国Huluが会社分割により新会社を設立。さらに同社を日本テレビが子会社化することで、Huluの日本向け事業を取得する、という形になる。これによって日テレは、既に稼働中の番組ごとの課金制である「日テレオンデマンド」と定額制動画配信であるHuluの2つのネット動画配信システムを運営してゆくこととなった。日本テレビの動画配信事業については、当サイトでも『狙うは「ディズニーの世界戦略」!? 日本テレビのタツノコプロ買収の意図は?』(参照)として取り上げたことがある。Hulu事業開始に伴って、今後アニメコンテンツをさらに拡充させていく計画があるのかどうか? 我々アニメファンとしては気になるところであろう。
上記の報道がなされてから10日余り。試しに現在のHuluのアニメコーナーで配信中の作品をチェックしてみると『ポケットモンスター』シリーズなどのキッズ向けや『SLAM DUNK』『北斗の拳』『ルパン三世』『ベルサイユのばら』など、やや古めの名作ものが多い。日テレの自社コンテンツに加わったタツノコプロ作品群に関しても『ハクション大魔王』や『タイムボカンシリーズ』各作、『科学忍者隊ガッチャマン』『宇宙の騎士テッカマン』『黄金戦士ゴールドライタン』といった特にブランドを押し出していこうという意図は感じられないラインナップに思われた。
ここでふと「本社となるアメリカ本国のHuluのアニメコーナーはどうなっているのか?」という疑問が湧き、米国Huluのサイトを覗きに行ってみたのだが……。
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