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東日本大震災から3年「粘り強く脱原発の芽を──」藤波心も熱く語りかけた第3回『Peace On Earth』

hujinamishin30000.jpg藤波心

 東日本大震災の追悼の場として、2012年3月から始まった『ピース オン アース』。3回目となる今回、3月8日、9日、11日の3日間に渡り、東京・日比谷公園で行われた。

 大惨事が起こった3月11日、午後2時46分。ステージ上には加藤登紀子、SUGIZO、藤波心らが。そして追悼に訪れた市民たちと共に黙祷が捧げられた。

「震災から3年が経ちました。その間、震災の関連で亡くなられた方が2,634人もいます。福島では1,660人。孤立している人が今もいます。そういう人たちにどけだけ力を与えることができるか。これからが大切です。頑張ろう。素晴らしく生きましょう。未来のために」(加藤登紀子)

「3年前の震災から、僕らは何を学び、何を考えなくてはならないのか。考えなくてはいけないことは命。命なくして、経済の発展もありません。僕らはこれまで地球・自然と共存する方法を間違えていたと思います。これからは生活文化のスタイルを考え直さなくてはいけません。未来は自分たちが作るものなのです」(SUGIZO)

「震災から3年、日本はまた原発再稼動に向かっています。国は経済のためだといって。(脱原発派は)選挙で負けていますが、まだまだ輪を広げていきたいと思います。粘り強く脱原発の芽を咲かせましょう」(藤波心)

IMG_0017.jpg黙とうを捧げるSUGIZOら

 力強く熱いメッセージを投げかけてくれた。
(撮影・文=シン上田)

最終更新:2023/01/26 19:01
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