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『ワールドビジネスサテライト』会見 大江麻理子アナを“推しまくる”しかないテレ東の「コマ不足」事情

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 テレビ東京の大江麻理子アナ(35)が10日、都内で行われた『ワールドビジネスサテライト』(WBS)のリニューアル会見に出席。3月31日から新キャスターとして出演する大江は、『出没!アド街ック天国』や『モヤモヤさまぁ~ず2』など街歩き番組の経験を生かし、「現場に足を運ぶことを大切にしたい」と挨拶。一方、関係者の間では、捨て身の宣伝術を使ってまでも“大江推し”をせざるを得ない、テレ東の苦しい台所事情がささやかれている。


 『モヤさま』で大ブレークし、ここ1年はニューヨーク支局に赴任していた大江アナ。上下白のパンツスーツ姿で登壇すると「これまで、視聴者のみなさんは親近感を持って私や番組を見てくださっている。(WBSでも)視聴者の方が、より疑似体験ができる取材を心掛けたい」と意気込みを語った。現在、視聴率が好調な同局を支える、愛川欣也さまぁ~ずら、過去に担当した番組共演者には、すでに帰国とキャスター就任を報告済みだという。また、現キャスターで、3月末から玉突き人事で地上波からBSに活躍の場が変わる小谷真生子(49)からは、「1にも2にも体力勝負。(健康維持に)うまく医療機関を使いなさい」と、アドバイスを送られたことも明かした。

 会見終盤では「ここで浮かれたら終わり。地に足をつけて、局員全員、弱小局であることを忘れずに生きていこうと思います」と語った大江アナ。「この発言は、誰よりも危機感がある何よりの証拠です」と話すのは同局関係者だ。

「ニューヨーク赴任前から“駐在は1年限定で、その後はWBSのキャスターに横すべりで就任”という路線が決まっていた。そんな無茶な人事をしなければならないほど、今のテレ東には人材が育っていないんです。大江派 VS 大橋未歩派は有名ですが、いずれもそれぞれの後輩が今ひとつ伸び悩んでいる。だからこそ、かねてから報道志望だった大江アナのキャスター就任が実現した、という側面もあります。また、会見ではインターネットで生配信を実施。さらに、写真誌まで取材許可を出すという、経済番組としては異例のアピールぶり。ネット上ではコアファンに宣伝しまくり、ゴシップ媒体をも取り込んで、なんとか成功させたい――。今回の会見からは、そんな複雑に入り組んだ“大人の事情”が見え隠れしましたね」

 キンキンやさまぁ~ずから学んだことを、報道番組でどう生かすのか? 大江アナの手腕に注目したい。

最終更新:2014/05/29 11:04
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