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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 『甘口メロンスパ』がヤバい
ホントにうまいのか? 珍級グルメハンター第16回

名古屋が生んだあの「山」に初挑戦! 果たして登頂は?『甘口メロンスパ』

 第16回目にして、とうとう名古屋が誇るアノ店の登場となった。そもそも、この企画はアノ店をリスペクトするあまりに考えた企画と言っても過言ではない。その一発目の珍級グルメがコレだ!

amakuchimelonspa01.jpgマドレーヌとクラッカーはドリンクのお伴

 まずはその香りにやられた。

 目の前に運ばれてきた瞬間、温かくて甘~~い香りに先制パンチを食らった。ひと目見てわかるとおり、緑色のパスタにデコレーションされているのは生クリーム。そして具は想像どおりのメロンである。

 辛党なら絶対注文しないであろうそのメニューの名前は「甘口メロンスパ」。しかも、うっかりしていたが、パスタはもちろんのこと、メロンも温かいのだ。そう、アンチも多いあの酢豚のパイナップルやアップルパイのように……。
 
 ううむ、最初から強敵を選んでしまった……。それでも、勇気を振り絞って、甘くて温かくて、しかも生クリームの乗ったパスタをフォークでくるくる巻き、恐る恐る口に運んだ。と、予想以上の味が口中に広がった。

 甘い、甘い、甘~~~い!

 メロンや生クリームだけじゃなくて、パスタまでめっちゃ甘~いのだ。これはもう、メインディッシュの風体をしたデザート。しかも温かいデザートじゃないか!

 とっさに、左上にあるこれまた緑色の「ナゴヤコーラ」で口直しすると、料理が運ばれて来る前にひとくち飲んだときは、「なんだこりゃ」と、ふたくち目が進まなかったまずいドリンクが、パスタのあまりの甘さに、「ウンマ!」とさえ感じてしまった。

 こりゃいかんと、次の手を打ったが、これが完全にダメ押しとなった。記者は愚かにも、甘さを中和させようと、パスタに塩を振ってしまったのだ。
 
 結果、パスタはさらに甘さを増し、結局5合目にもたどり着かずに下山という結果になってしまった。名古屋の偉大なる“山”は初心者にはキツい試練を与えたのだった。

 うもうございま……せんでした。

amakuchimelonspa02.jpg後日トライした納豆サボテン玉子とじパスタとアステカドリンク。インゲンみたいなのがサボテン。苦みと納豆臭さはオヤジには許容範囲で、こちらは登頂することができたが、どう見ても玉子とじにはなってない。

名古屋 喫茶マウンテン
甘口メロンスパ 800円
意外性 ☆☆☆!!
味   !!  
店   ☆☆

amakuchimelonspa0ss2.jpg名古屋のヒマラヤ「喫茶 マウンテン」

最終更新:2019/11/28 19:33
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