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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 江角マキコ研音から独立の裏事情

バラエティ司会、お洗濯グッズ……女優志向の江角マキコを悩ませた大手芸能プロ・研音の“方向性”って?

shomuni030.jpg『ショムニ2013 DVD-BOX』ポニーキャニオン

 女優の江角マキコが3月20日付でデビュー以来所属していた大手芸能プロ・研音を離れ、個人事務所を設立することが1日、研音のオフィシャルサイトで発表された。


 同サイトは「この度、江角マキコは研音グループより所属を離れ、(株)インクワイヤーで新たなスタートをきることになりました」と報告した。

 江角といえば、バレーボール選手からモデルを経て、女優に転身。1998年に主演ドラマ『ショムニ』(フジテレビ系)が大ヒットし、以後、同ドラマのシリーズなどで主演を務めたが、ここ数年は『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気コーナー「ゴチになります!」のレギュラーや、『私の何がイケないの?』(TBS系)の司会などバラエティ番組への出演が目立っていた。

「『ショムニ』ですっかりキャラクター色がついてしまい、シリーズを続けることになった。もともと、それほど演技力があったわけではないので、ドラマのキャラがハマった形だが、『ショムニ』以外はほとんど当たらず。04年3月には社会保険庁の国民年金保険料の収納率アップを狙った広報のイメージキャラクターとして起用されていたにもかかわらず、自身が17年間にわたって保険料未納だったことが発覚、大幅なイメージダウンとなった。それでも、フジテレビの社員と結婚し出産してからはママタレとしても活動の幅を広げ、現在は3社とCM契約している」(芸能プロ関係者)

 そんな江角だが、昨年7月クールでかつての人気シリーズの最新作『ショムニ2013』(フジテレビ系)に主演し、共演者をリニューアルしたものの、平均視聴率は11.1%とコケてしまった。その件も、独立に関係しているようだ。

「江角は続編にあまりノリ気ではなかったが、事務所が視聴率低迷にあえぐフジから泣きつかれて仕方なく仕事を受けたところ、コケてしまった。江角としては女優業に本腰を入れて、新境地を開拓したいところだったが、事務所の現体制は『とにかく稼げ!』という方針。バラエティの仕事を多く入れられたり、“副業”で『江角印 いろいろ便利なお洗濯グッズ』をプロデュースさせられたり、徐々に方向性が合わなくなっていった。研音では先月、松田翔太がやはり『方向性の違い』を理由に、母で女優の松田美由紀の事務所への移籍を発表。2カ月続けての主力の独立は事務所にとっては痛手で、さらにほかにも独立するタレントが出てくるのでは、とささやかれている」(テレビ関係者)

 独立後、江角がどんな仕事を入れるかが注目される。

最終更新:2014/03/04 12:00
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