トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 明日ママ劇中でクレーマーに説教

『明日ママ』劇中でCM自粛中のスポンサーに説教!? 「お前たちは、何に怯えている?」

ashidamana1129.jpg

 登場する子どもの“あだ名”や、子どもをペット扱いするような描写が、全国児童養護施設協議会などから抗議を受けている芦田愛菜主演『明日、ママがいない』(日本テレビ系)。19日に放送された第6話が、視聴率11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/記事中、すべて平均視聴率)と、過去最低を記録したことが分かった。

 初回視聴率14.0%でスタートした同作。第3話では15.0%まで上昇したが、以降、騒ぎの声が静まるにつれ、徐々に数字を落としている。また、抗議を受けて第3話以降、全スポンサーがCM放送を見送っているが、今回も同様であった。

(※以下、ストーリーのネタばれあり)

 第6話のストーリーは、児童養護施設「コガモの家」で働くロッカー(三浦翔平)が、路上で揉めている若い夫婦に遭遇。突然、夫に殴り掛かり、警察沙汰に。それを知った施設の子どもたちは、「自分たちまで、世間から白い目で見られるのでは?」と心配し、保身のために施設長(三上博史)にロッカーを追い出すよう、詰め寄る……という展開だった。

 物語の後半では、施設長が子どもたちを集め、語りかけるシーンが5分以上にわたり放送された。まず「お前たちは、何に怯えている?」と口を開いた施設長は、続けて「お前たちは、世間から白い目で見られたくない。そういうふうに怯えているのか? だから、そうなる原因になるかもしれないあいつ(ロッカー)を排除する。そういうことなんだな? だがそれは、表面的な考え方じゃないのか? もう一度、この状況を胸に入れて、考えることをしなさい。お前たち自身が知るあいつは、本当にそうなのか? 乱暴者で、ひどい人間か? そんなふうにお前たちは、あいつから一度でもそういう行為や、圧力を受けたことがあるのか?」と問いただすと、首を横に振る子どもたち。

 さらに、「臭いものにフタをして、自分とは関係ない。それで終わらせるつもりか? 大人なら分かる。大人の中には、価値観が固定され、自分が受け入れられないものをすべて否定し、自分が正しいと、声を荒げて攻撃してくるものもいる」「そんな大人になったらおしまいだぞ? 話し合いすらできない、モンスターになる」とたたみかけた。

12
ページ上部へ戻る

配給映画