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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 新生レイザーラモンを突撃!
今年の2人は一味違う?

「日本中を僕らの楽屋に」新生レイザーラモンが語る、プロレス愛が支えた漫才師への道

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HG 今年は、漫才協会の門を叩こうかという話も。

――本当ですか!?

RG 今はまだ吉本というホームでしかやってないので、ふらっと遊びに来た浅草のお客さんを笑わせることができるか挑戦したいですね。

――では、ナイツがライバル?

RG ライバルというより、憧れです。ナイツは今年のお正月の漫才番組で、もう紅白のネタをやっていたんですよ! なんてカッコいいんだ!

HG 芸風からは、まったく想像できない発言ですね(笑)。最近のRGさんは漫才にアツすぎて、完全にキャラを見失ってます。

RG 去年「頑張れば、もしかしたら『THE MANZAI』の決勝行けるかも」って思った出来事があったんです。営業で中川家さんと一緒になりまして、その時に「あの雅楽のネタおもろいな」って言ってくれたんですよ。決勝まで頑張ってみようと思ったのは、その一言があったからかもしれません。

――漫才への真剣な気持ちが、どんどん周囲を巻き込んでいったんですね。

RG これもまたプロレス的なんですけど、“新日本プロレスと東スポ”ならぬ“レイザーラモンと「お笑いナタリー」”という形でご協力いただきまして。僕らなんかに力を入れてもらって、申し訳ない限りですが。パンサーを特集したほうが、リツイート数は上がるというのに。

HG だから、僕の裸の写真(※ゲイ雑誌「バディ」2014年2月号表紙)入りの記事をナタリーさんで配信して、過去最高のリツイート数を記録したと。そこで恩返しをさせていただいて。

RG 周りを巻き込むというのは、怒られない空間を広げていくっていうことなんですね。楽屋でウケている感じを、ずっと広げていければと思っています。究極的には、日本全国が僕らの楽屋になればいい。楽屋だったら怒られないから。

――すごい。そのままタイトルになりそうです(笑)。

RG 「日本を楽屋に」ですよ。

HG ンフフ。

RG プロ意識の欠如と言われれば、それまでですが(笑)。

――でも間違いなく、2013年の「THE MANZAI」はレイザーラモンさんが持っていってしまったと思います。

HG いやいやいや……相方がトップバッターなんか取るから。

RG どうせあそこは空きますし。みんなが嫌がることを僕らがやることによって、大会自体が盛り上がればいいんですよ。結果、ゼロ票ということになりましたが。

HG 自分らの試合よりも興行を盛り上げたいという、プロレス的な考え方はあるかもしれませんね。

――でも、ゼロ票だったことは悔しかったと?

RG その時、初めて思いました。それまでは盛り上がれとか騒がしくしてやれとか考えていたのに、あそこで0点になって「あぁ負けたんや」と。

HG 意外でしたね。普段何やっても落ち込まない、反省しない男でおなじみのRGが。

RG ほかの人とはまったく違う漫才をしたと思っていたのに、「漫才じゃない」って言われて。でも、帰って番組の録画見たら「そりゃそやろな」って(笑)。

HG 愛のあるイジり方をしてくださったんですよ。

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