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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 明日ママ、いい人だらけ異常事態

芦田愛菜主演『明日ママ』過去最低視聴率11.6%! 登場人物が“いい人”だらけの異常事態に

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 団体などから抗議を受けている芦田愛菜主演のドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の第5話が12日に放送され、平均視聴率11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回から1.5%ダウンし、過去最低を記録したことが分かった。

 初回平均視聴率14.0%でスタートした同作だが、第3話で15.0%まで上昇。騒動をきっかけに注目を浴びたかと思われたが、以降、徐々に数字を落としている。

 第5話でも前回同様、全スポンサーのCM放送は見送られ、ACジャパンの公共CMや、同局の番宣が流された。また、全国児童養護施設協議会などが難色を示している“ポスト”などのあだ名については、変わらずに使用されていた。

 第5話のあらすじは、ピアノが得意なピア美(桜田ひより)が、音楽大学の教授(高橋ひとみ)の勧めでピアノコンクールに出場。ピア美は、ポスト(芦田)に父親の写真を見せ、「コンクールにお父さんが来てくれるかもしれない」と期待を抱くが、施設長(三上博史)は「父親のことは忘れろ!」と写真を破ってしまう……というストーリーだった。

「初回などに見られた、子どもへの暴力や暴言についてはなくなった。第4話あたりから、ストーリーや演出の“毒気”がすっかり抜け、登場人物は“いい人”ばかりに。視聴者からは、『安心して見られる』『最初は不快感を感じたが、今は普通に見られる』という声も上がる一方で、『つまらなくなった』『普通のドラマになってしまった』『味気がない』とがっかりする声も。中には、『今の内容だったら、CMを自粛する必要なんてない』という意見もあるが、事態がややこしくさせることを避けたいスポンサーは、最終話までCMを復活させることはないでしょうね」(テレビ誌ライター)

 騒動は落ち着きを見せ、すっかり毒気の抜けた同作。最終話(第9話)まで残すところ4話となったが、このまま視聴率2ケタをキープできるのだろうか?

最終更新:2014/02/13 16:30
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