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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > エロスパム どう対処する?
ITライター柳谷智宣の「賢いネットの歩き方」第36回

有名人も引っかかった!「Mステでおっぱいポロリ」騒動に学ぶ、エロスパムへの対策と対抗策

 ちなみに、この連携は必ずしも「Mステでおっpいポロリ放送事故」ツイートだけが感染源ではない。ほかの文面で引っかかっている人もいる。投稿内容は恥ずかしいが、必ずしもおっぱいポロリに興味を持ったと断言できるわけではないのだ。そのため、今回はリカバリーが楽。「スパムを踏んでしまった」と、普通に言えばいいのだ。一番対処がうまかったのが、水道橋博士氏。「スパムなるへんなものを踏んでいたようです。ご迷惑をお掛けしてスイマセンでした。処理しました」と、潔い。糸井重里氏は「日曜日の午後に、なんとアブナイことをしていたのだろうか。『Mステで』ではじまるツイートのワナに、じぶんがはまってました。さらにそこから波及してご迷惑をおかけした方々、もうしわけございませんでした」と、どストレートに謝罪。好感度高く一発で騒動を収められるが、ネット上に情報がずっと残ってしまうのが痛いところだろう。

 リカバリーでいただけないのが、自分は何もしていないとか、アカウントの管理を怠っていたなどの陰謀論。責任転嫁もうまくない。認証したのは自分なのだから。あるミュージシャンは「なんか変なんツイートしたことになってる… 即刻削除したけど… ( ^(o)言^(o); )<こわーーー!」とツイート。男らしくないし、ITリテラシーの低さも露呈してしまった。

 SNSのメインアカウントでは怪しいアプリと連携しない、ということと、リカバリーは責任転嫁せずシンプルに、というのが今回の騒動の教訓だろう。

最終更新:2014/02/12 18:00
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