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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 【女流緊縛師】というおシゴト
エロいおシゴト 第1回

「緊縛は、粘膜を使わない脳みそのセックス」元レースクイーンが語る【女流緊縛師】というおシゴト

profile2.jpg女性緊縛師の結月里奈ちゃん。

「緊縛はテクニックだけじゃないんです! どんな相手と緊縛をするかは、相手との心のつながりや信頼関係がとても大切。『この人にヤラれるから気持ちいい』という部分が大きいんです。セックスも同じですよね。誰とやっても気持ちいいというものではありません! 気持ちいい相手だと、縛っているだけなのに、イキそうになっちゃいますね~」

 では、緊縛師の「ビジネス」としての側面について、聞いてみよう。

 デビューしたての頃こそ「こんな金額ではやってられない!」と思っていたという里奈ちゃん。けれども、ショーや、個人調教、DVDの販売など、さまざまな活動をすることによって、生活に余裕が持てるくらいの金額を稼ぎ出している。

「一つ一つの活動では生活できるほどではありませんが、全部集めると『おおっ!』と驚けるくらいの金額になることもあります。ただし、どんな業界でもそうですが、大切なのはやり方です。また、男性よりも女性のほうが、SMバーなどの仕事先があるのでなんとかなりやすい。男性の緊縛師には、昼はサラリーマンをやりながら副業として緊縛をしている人が多いんです」
 
 レースクイーンやセクシータレントとしても、フリーで活動していた里奈ちゃん。緊縛師としても、マネジャーなどを付けずフリーで活動しており、入ってくる仕事もすべて自分で調整している。

「事務所など、中間で取られるものがないから、やっていけるという側面もありますよね。衣装も自分で作るし、CD-ROMも自分で編集しています。経費としてかかるのは衣装の材料代やモデルのギャラくらい。コストは切り詰めてます(笑)」

 たまの休日にも、縄奴隷を連れてプライベートで縄奴隷を縛り上げ、旅行に行っても温泉旅館で緊縛を行う。もはや、緊縛なしでは里奈ちゃんの人生は考えられない。

「まだまだ、縄がうまくなりたいですね。緊縛は足腰が立つ限り一生できるので、年齢を重ねても、ずっと縛っていきたいです」

 里奈ちゃんの“緊縛人生”は、まだ始まったばかりだ。

●ゆづき・りな
女流緊縛師、セクシータレント。フェティッシュバー「AMARCORD」所属。主なDVDに『女性緊縛師・結月里奈が教える 家庭のソフトSM入門』『縄の友情』『女流縛師VS女流鞭師 恋縄・愛鞭』など。ブログ「りなわ日記(http://rinawa.blog.fc2.com/)」

最終更新:2014/02/12 21:00
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