ついに国会が動いた『明日ママ』、第4話の注目は「あだ名」「施設長のキャラ」の2点
#ドラマ #芦田愛菜 #明日、ママがいない
芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)が児童らに与えている影響について、田村憲久厚生労働相は3日、衆院予算委員会で実態を調査する方針を示した。
日本維新の会の中田宏氏は、ドラマの内容について「施設長が(児童に)『ペットの犬と同じだ』と言うのは、全国の施設職員からすれば憤りを禁じ得ない」などと指摘。田村氏は、「フィクションだからデフォルメもある」とした上で、「入所している子に自傷行為があったとの報道がある。全国児童養護施設協議会に確認し、調査したい」と述べた。
同協議会は先月30日、日本テレビ制作局長らとの面会で、「施設内での子どもへの暴力や暴言」「子どもをペット扱いするような表現」「子どもに対する『ポスト』などのあだ名」の3点を改善するよう申し入れた。局側はこれに、「検討した上で、2月4日までに変更点を具体的に提示する」としたため、今後放送分の内容が注目されている。
「国会でこの問題が出たことで、ドラマ肯定派の間では『騒ぎすぎ』『ドラマの影響よりも、養護施設の実態を調査すべき』などと波紋が広がっています。5日放送の第4話は、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットのような理想の夫婦に引き取ってもらうことを夢見て、いつも妄想ばかりしているボンビ(渡邉このみ)が、初めて“お試し”(養子縁組となる前に、その家で試験的に過ごすこと)に行くストーリー。同協議会の抗議により、登場人物のあだ名は変わらず使われるのか、また、これまで子どもたちに厳しく当たってきた施設長・佐々木(三上博史)のキャラに、何かしらの変化があるのか、特にその2つに関心が集まりそうです」(芸能記者)
視聴者からは、「こんなリアリティのないドラマ、早く放送中止すべき」「傷ついている児童がいる限り、放送すべきではない」「一部のワーワー騒いでる団体よりも、なぜ視聴者を大事にしないんだろう……」「クレーマーに屈せず、最終回まで予定通り完走してほしい」など、依然として賛否が飛び交っているこの騒動。しばらくは平行線をたどりそうだ。
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