ゴールデン・グローブ賞受賞のウディ・アレンに、息子が「性的虐待したのに?」と爆弾発言
監督、俳優、脚本家で、ハリウッドの“偏屈おやじ”として知られるウディ・アレンが、長年にわたり映画界に貢献した人物に贈られるゴールデン・グローブ賞のセシル・B・デミル賞を受賞した。ゴールデン・グローブ賞を主催するハリウッド外国人映画記者協会は、毎年事前にセシル・B・デミル賞の受賞者を発表しており、ウディが受賞することも昨年9月に発表されていた。
しかし、ウディは大の授賞式嫌い。これまでアカデミー賞に23回ノミネートされて4度も受賞、ゴールデン・グローブ賞に13回ノミネートされて2度受賞しているにもかかわらず、一度も式に出席したことがない。9.11アメリカ同時多発テロの翌年のアカデミー賞授賞式で、ニューヨークを元気づけるためのイベントが行われた時だけ、ニューヨークを愛する者としてプレゼンターを務めたが、基本的にこの手のショーレースが大キライで、「見ないんだから、行かなくてもいいだろ。好きにやってればいいさ」と公言しているほど。
ハリウッド外国人映画記者協会もウディの授賞式嫌いは知っているが、「映画制作への彼の貢献はあまりに偉大」と、来ないことを前提で今回の授賞を決定。彼の代理として、『ボギー!俺も男だ』(1972)、『アニー・ホール』(77)などのウディ映画に主演し、一時期彼と交際していた長年の女友達であるダイアン・キートンが出席したのである。
授賞式に登場したダイアンは、「ウディ・アレンは変わった人、と言っても間違いではないでしょう。48年の間に74作もの映画を制作し、監督、主演、プロデュース、そして脚本執筆までこなしたんですから。全作品の脚本を書いたんですよ、みなさん」と言い、彼が多彩な才能の持ち主であることをアピール。続けて、「人の心をとらえる、世界的に最も魅惑的な179人もの女優たちがウディの映画に登場しました。彼女たち自身が、ぜひ出演したいと切望したからです。ウディの女性たちをカテゴリー分けすることなんてできません……彼女たちはみんな、ウディ映画の女優たちだからです」と述べ、彼が女優にとって魅力的で素晴らしい存在であると絶賛した。
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