サッカーセリエA・インテル長友佑都に再度浮上した“レアル移籍”の信ぴょう性は?
#サッカー #長友佑都
サッカー日本代表DFの長友佑都(インテル・ミラノ=イタリア)の獲得に、スペインリーグのレアル・マドリードが興味を示していると、「カルチョメルカート・コム」など複数の移籍情報サイトが伝えている。「世界一のサイドバックになることが夢」と常日頃から語っている長友だけに、世界屈指のメガクラブであるRマドリードへの移籍が実現すれば、まさに夢の成就、ということになるのだが……。
「サイトの記事によると、移籍金1,400万ユーロ(約20億円)でRマドリードが長友の獲得をもくろんでいるそうです。確かに、Rマドリードはサイドバックの陣容が手薄な上に、ポルトガル代表DFのコエントランのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍も取り沙汰されているので、まったく荒唐無稽な話とは言えないのですが、昨年もRマドリードへの移籍話が浮上して、結局は“ガセ”でしたからね」(サッカーライター)
長友のRマドリードへの移籍話が初めて浮上したのは今回同様、冬の移籍シーズンの1月。このときもやはり、サイドバックのコエントランのシーズン終了後の退団を見越してのものだと、まことしやかにささやかれたものだった。だが結局、コエントランは残留。この移籍話はウワサの域を出ないものだった。しかし今回、コエントランのマンチェスターUへのレンタル移籍が決定済みという海外での報道もあるだけに、Rマドリードの長友獲得にも信ぴょう性はなきにしもあらずなのでは?
「確かに、ワールドクラスのサイドバックは世界的にも数が少ないので、Rマドリードが長友の獲得をもくろんでもおかしくはないのですが、超ワールドクラスが各ポジションに居並ぶRマドリードが獲得するには、長友はまだまだ小粒のような気がします。優れた選手ではありますが、超ワールドクラスかといわれれば、現状でそこまでとは……。今季の長友は、昨年12月23日の第17節ACミラン戦、いわゆる“ミラノダービー”では後半からキャプテンを務め、勝利に貢献しましたが、試合によって出来・不出来の差が激しいのが気になりますね。疲労が蓄積していることもあるのでしょうが、クラブでも代表でも、ひと頃のような圧倒的な存在感に欠けています。6月にブラジルW杯を控えているだけに、気がかりですね。この時期はさまざまな臆測が流れるので、移籍話に惑わされず、しっかりとリーグ戦を戦ってW杯に備えてほしいところ。W杯で活躍すれば、好条件のオファーなんていくらでも来ますから」(同)
やはり長友のRマドリード移籍は時期尚早ということなのか? だが、ファンとしてはRマドリード移籍よりも、盟友・本田圭佑が加入したACミランとのミラノダービーのほうに心が躍るのが、正直なところではないか。
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