自殺した韓国トップスターの元マネジャーが追放へ……“脅迫・搾取・性接待”韓国芸能界の深すぎる闇
2010年に韓流スター、パク・ヨンハが自殺したことは記憶に新しいが、先頃、韓国芸能マネジメント協会は賞罰調整倫理委員会を開き、パクの個人事務所の元マネジャーを芸能界から追放することを決定した。この決定は、日本の芸能界にも適用されるという。
「暴力団でいうところの“絶縁状”みたいなものですね。この元マネジャーはヨンハが亡くなった1週間後、日本の銀行でヨンハの印鑑を悪用して彼の預金2億4,000万ウォン(約2,300万円)を引き出そうとした容疑と、ヨンハの個人事務所の事務室から彼の写真集40冊と2,600万ウォン(約250万円)分の事務用品などを盗んだ容疑で懲役8カ月の実刑を宣告され、現在はソウル拘置所に収監されています。元マネジャーは判決を不服として控訴中なのですが、あまりの悪質さに韓国芸能界が“退場”を命じた格好です」(韓流エンタメ誌編集者)
パクの自殺の原因は、前所属事務所のマネジャーに裏切られたあげく独立したものの、前事務所の関係者が起こした金融トラブルの影響で、独立後も個人事務所の経営が圧迫されていたところに、父親が末期がんを患っていることが重なったストレスによるものだとされている。
「日本の芸能界にも悪徳事務所や悪徳マネジャーは存在しますが、韓国芸能界はまだまだ前近代的だけに特にひどい。どんなに人気が上がっても、所属事務所は『誰がここまで面倒を見てきたのか?』などと恩を着せ、ギャラを上げずに所属タレントから搾取し続けるのが実情。東方神起やKARAの分裂騒動を見ても、周知の通りでしょう。さらに、女性タレントに対しては、“性接待”を強要するというブラックぶりです。芸能事務所と暴力団が結び付いている、なんてことも日常茶飯事。また、俳優のクォン・サンウのケースのように、タレントを守るべきマネジャーがスキャンダルをネタにタレントを脅迫するなんてことも起きていますからね。とにかく“ひどい”の一言に尽きます」(同)
これではパクに限らず、韓国の芸能人に自殺が相次ぐのも無理からぬこと。しかし、生前も死後も元マネジャーにたかられるとは、パクにとっては実にひどい話ではある。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事