ロバート馬場、カンニング竹山、グッチ裕三……芸能界“料理芸人”のメリットとは
#お笑い #ロバート
お笑い芸人トリオ、ロバートの馬場裕之がレシピ本『ロバート馬場ちゃんの毎日毎日おいしい本』(KADOKAWA)を出版した。17日に行われた発表記念イベントでは、同じくロバートの秋山竜次や山本博も登場し、「母親の料理よりもおいしい」と馬場の料理の腕前を絶賛していた。
「レシピ本出版のキッカケとなったのは、先輩芸人の今田耕司だそうです。今田が馬場の料理を絶賛したことで評判が広まり、テレビなどで披露するようになったといいます」(芸能ライター)
今回のレシピ本出版は、馬場とロバートにとって初めての著書。芸人なのに、初の書籍がお笑いではなく料理なのは痛しかゆしだが、実際、料理自慢の芸人は多い。
「不遇の時代にアルバイトとして飲食店で働いた経験があったりしますからね。例えば、カンニング竹山などはバラエティ番組でも飲食店勤務の経験をアピールしていますよね。飲食店勤務の経験があるだけで、料理上手というわけでもなさそうですが(笑)。本格派なのが、メッセンジャー黒田。元板前でふぐ調理師の免許も持っています。ハイキングウォーキングの松田洋昌も芸人になる前は、パティシエとして洋菓子店で働いていたそうです」(同)
一方、趣味が高じて、料理に一家言持つようになった芸人も。
「代表的なのは、グッチ裕三でしょう。1990年代後半ぐらいから料理の分野に進出し、レシピ本の出版は言うに及ばず、テレビ番組の中で自身の料理コーナーを持ったり、02年からはNHK『きょうの料理』にレギュラー出演しています。もはや、料理が本業と言っていいほど。また、キム兄こと木村祐一やキャイ~ンの天野ひろゆきも、料理好きとして知られています。前者はコンビニ弁当をプロデュースしたり、後者は『リンカーン』(TBS系)といった番組などで料理に対する造詣の深さを披露していましたね。そのほかにもペナルティのヒデやほっしゃん。、チュートリアルの徳井義実と福田充徳も料理好きのようです。ああ、それと忘れちゃいけないのはタモさんですね(笑)」(同)
料理自慢の芸人にとってオイシイのは、趣味の料理が仕事に結びつくということ。グルメ番組や料理対決などのバラエティ番組といった具合に、料理ができる芸人には一定のニーズがある。うまくすれば、今回の馬場のようにレシピ本の出版まで期待できる。“芸は身を助ける”とは、まさにこのことだろう。
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