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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 本田移籍ACミランの凋落ぶり

もう“ビッグ”でも“名門”でもない……日本代表MF本田圭佑が移籍する「ACミラン」の今

「イタリアの多くのチームは会長のポケットマネーで賄われてきたこともあり、クラブの財政はドンブリ勘定でした。ミランも同様で、元伊首相のシルビオ・ベルルスコーニ会長の潤沢な財力によって、収支を度外視した選手獲得を行ってきました。しかし、FFPが導入されると、会長の私財投入が認められなくなるのです。そこでミランは収支の帳尻を合わせるべく、ここ数年来、高年俸の主力やベテラン選手を放出してきたのです。エースだったスウェーデン代表のズラタン・イブラヒモビッチ、守りの要だったブラジル代表のチアゴ・シウバなどはパリ・サンジェルマン(フランス)に放出されてしまいました。世界でもトップクラスだった主力選手を失ったミランは、大幅に戦力が低下。現在、リーグの順位も10位あたりをうろついているという凋落ぶりです。戦力を補強しようにも、先立つものがないという状況なのです。間違いなくいえるのは、かつてのミランだったら本田など獲得しなかっただろう、ということ。まあ、それだけに本田の活躍する余地は十分あるということでもあるのですが」(同)

 1月から晴れて、ミランの一員としてセリエAに初参戦する本田だが、ここでレギュラー獲得に失敗すれば、来年6月から開催されるブラジルW杯にも支障を来しかねない。新天地でのプレーに注目が集まる。

最終更新:2013/12/17 15:00
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