YOSHIKIの“キレた”騒動はパフォーマンス!? 「金欠で必死」との声も
#YOSHIKI #X JAPAN
X JAPANのリーダー・YOSHIKIが12日、「ビックロ ビックカメラ新宿東口店」に登場し、自身がプロデュースしたヘッドフォンのPRのためトークショーを行った。その際、場内整理のスタッフにキレたとして話題になっている。
150人限定のイベントだったが、現場には多くのファンが殺到。店の外まで人があふれ返る状態だったため、スタッフが声を張り上げて場内整理をしていたところ、イベントの進行が妨げられてしまった。するとYOSHIKIは「ファンの方は静かにしているので、スタッフも静かにしていただけますか!」などと声を荒らげたという。このYOSHIKIらしい振る舞いに報道陣は食い付き、「YOSHIKI“爆発寸前”」(スポーツ報知)、「大声警備にプチ切れ」(デイリースポーツ)などの見出しが躍った。
YOSHIKIは今年9月、クラシックアルバム『YOSHIKI CLASSICAL』(ワーナーミュージック・ジャパン)を世界で配信。10カ国のiTunesクラシックチャートで首位を獲得している。世界的に活躍するスターといえるが、なぜ店舗イベントのような“細かい仕事”を行っているのか。その背景にあるのは、やはり“金欠”だという。現在のYOSHIKIの懐事情について、音楽業界関係者は話す。
「YOSHIKIはかつて、自身の楽曲やLUNA SEA、GLAYなどの原盤権を持つことで、多額の権利収入を得ていました。しかし今は、どのアーティストも全盛期ほどの売り上げがない。原盤権ビジネスが崩壊したことで金銭的に窮乏し、X JAPANを再結成しましたが、ギャラはメンバーで割ることになります。根強いファンに支えられているとはいえ、ロサンゼルスでの華美な生活を賄うほどの収入は得られていないようです」
一部では、経済状況は火の車なのでは……ともささやかれているという。
「そのため、店舗で商品のプロモーションをするなどという小さな仕事もこなしているようです。さらに、『帰っちゃいますよ』とスタッフにキレてみせるという、報道陣の気を引くような“YOSHIKIらしいパフォーマンス”まで披露した。結果的に、読者の目に留まりやすい見出しの記事が増えたので、仕事そのものは小さくても、宣伝になったという意味では大成功でしょう。ファンに配慮するような発言をしてイメージは悪くならないようにしていることも含めて、ある意味ではサービス精神旺盛ともいえるのですが、ちょっと必死な感じもしますね(笑)」(同)
同イベントでは、来年の予定も発表。ソロ、X JAPANともにツアーを行うという。世界中のファンを喜ばせ、金欠状態から脱出することができるのか。
(文=岩倉直人)
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