「渡辺麻友、板野友美はランク外……」2013年写真集ランキングから読み解くAKB48“本当の人気”
#AKB48 #島崎遥香
「オリコン2013年 年間“本”ランキング」が2日に発表され、写真集部門のトップ10のうち、8冊がAKB48グループおよび乃木坂46の写真集であったことが分かった。
トップは、総選挙の関連本として毎年発売される『AKB48総選挙! 水着サプライズ発表 2013』(集英社)で、推定売上部数は9万6,254部。以下は、3位にAKBの次世代エースといわれる島崎遥香の1st写真集『ぱるる、困る。』(集英社/7万3,883部)、4~5位に『AKB48 友撮』(講談社/70,294部、70,178部)シリーズが2冊続き、6位にNMB48・山本彩1st写真集『さや神』(集英社/5万5,928部)、7位にAKB・渡辺美優紀1st写真集『みる神』(光文社/5万4,269部)、8位に乃木坂46の1st写真集『乃木坂派』(双葉社/51,788部)、9位に『SKE48 OFFICIAL HISTORY BOOK まだ、夢の途中』(徳間書店/4万8,136部)と続く。
出版業界におけるAKBバブルは2011年。マンガ誌、週刊誌、ファッション誌と、あらゆる雑誌がこぞってAKBのメンバーを表紙に起用。『AKB48総選挙! 水着サプライズ発表 2011』(集英社)は21万部を超え、2冊発売された『AKB48 友撮』シリーズは共に14万部以上。大島優子1st写真集『優子』(講談社)も約13万部を売り上げた。
その後、「AKBが表紙なら売れる」という定説が崩壊。徐々に表紙の数は減っていったが、写真集というジャンルにおいては、未だに需要は高いようだ。
ある芸能ライターは、「握手券付きCDの売り上げ枚数よりも、写真集の販売部数を見たほうが、AKBメンバーの人気を読み取ることができる」と話す。
「今年は、AKBの次世代メンバーや、NMB、乃木坂が頭角を現した年であり、それが写真集の売り上げにも反映された印象です。また、発売時にテレビでもかなり取り上げられていたAKB・渡辺麻友の『制服図鑑 最後の制服』(集英社)や、板野友美のラスト写真集『ともちん』(講談社)など、長くいるメンバーの作品が入っていないことも、グループ内の世代交代が着々と進んでいる表れといえそうです。
昨年は、前田敦子の2冊の写真集や、指原莉乃の写真集が10万部を超えるヒットを飛ばしましたが、今年は10万部を超える写真集は残念ながらありませんでした。一時期よりも、部数は全体的に落ちているようですが、それでもグラビアアイドルや、ハロプロ勢などほかのアイドルを寄せ付けない勢いはさすがです」
「1万部で大ヒット」といわれる写真集において、毎年それをはるかに超える商品を何冊も出し続けるAKB。この勢いはいつまで続くのだろうか?
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