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アニソンがレコード会社の命運を握る!? 各社別のアーティスト勢力マップ

ビクターエンタテインメント

 アニメソングに特化したレーベル・flyng Dogを設立。アニソン界の巨匠・菅野よう子や梶浦由記ら、独創的な音楽世界を持つ作曲家を擁している。歌い手として人気が高いのは声優・坂本真綾や『マクロスF』のシェリル・ノームの「歌パート」を担当してブレイクしたMay’n、かつて梶浦とユニット「See-Saw」を組んでいた石川智晶など。

キングレコード

 水樹奈々や田村ゆかり、宮野真守ら音楽活動に積極的な人気声優たちのほか、アニメソングのカラオケランキング不動の1位となっている『残酷な天使のテーゼ』を歌った高橋洋子らが所属している。意外なところだと、相対性理論のやくしまるえつこ。彼女もソロとしていくつかアニソンをリリースしている。また、今年ここから歌手デビューした人気声優の上坂すみれは、個性的なロリータファッションやロシア好きという変わった趣味で今後の台風の目になりそうな予感。

 アニソンに積極的なレコード会社をいくつかピックアップして見てきたが、このほかにも多くのレコード会社やレーベルがひしめきあっており、時代はまさにアニソン戦国時代とも呼べる活況ぶり。そこにきて重要視されるポイントが「いい人材を発掘する」ということから、「彼らをどう育てていくか」に移りつつあるように思う。人気のアニメ作品とのタイアップが取れるか、手厚いバックアップができるか、そのあたりがアニソンで成功するには必須というわけだ。アニソンとJ-POPとの垣根がどんどん取り払われている今だからこそ、売れるアーティストを生みだすための各社の手腕が問われる。
(文=板橋不死子)

最終更新:2013/12/02 09:00
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