最近のアニメは高速化している!? それでも『キルラキル』のスピードが受け入れられたワケ
【オタクに”なるほど”面白い! オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
「永井豪の学園モノっぽい感じだよ」
『キルラキル』第1話放映後、絶賛する声があちこちから上がる中で、そんな感想も聞こえました。永井豪と言われちゃあ、見逃せない40代です。人生の色々なことを永井豪先生に教わってしまった40代です。
ニコニコ動画で第1話が見られるというのでさっそくチェック。
女生徒会長・鬼龍院皐月が支配する本能字学園学園にやってきた謎の転校生・纏流子。巨大な片太刀バサミを背負った彼女は、生徒会と衝突する。強化能力を持つ制服・極制服を着たボクシング部部長に破れた流子は、自宅の地下室で言葉をしゃべるセーラー服「鮮血」と出会い、その力を手にする……。
のっけからテンションが高い、高い。すさまじいスピードで繰り広げられるギャグとアクション。確かに永井豪テイストも濃厚ですが、『男組』とか『私立極道高校』とか『炎の転校生』とか『覚悟のススメ』とか『血まみれスケバン・チェーンソー』とか、いろんなマンガの要素が頭に浮かびます。
もうあらゆる「燃える」(not萌える)材料を手当たり次第に鍋にぶち込んで、グツグツ煮込んだようなアニメでした。ああ、こりゃあ嫌いになれるはずがありません。しっかりと毎週拝見させていただいております。
先述した通り、僕の周りでは絶賛の声ばかりですが、若い層からの支持はイマイチなんて話も聞きました。まぁ、確かに絵柄も今どきの萌え絵とはかけ離れて、昭和の匂いがプンプンしているし、明らかにターゲットとして、おっさん狙いの作風だよなぁ、とも思ったのですが、冷静に考えてみると、それほどノスタルジックべったりな作品とは言えない気がするんですね。
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