トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > カルチャー > 映画  > 実写版『魔便』特報に大荒れ

「現代の日本なのかよ!」実写版『魔女の宅急便』本編映像公開で、ネット掲示板が騒然……

majo1107.jpg映画『魔女の宅急便』特報 – YouTube

 来年3月に公開予定の映画『魔女の宅急便』の新たな特報動画が公開され、話題を呼んでいる。

 これまで、山間部や海上を飛ぶイメージの空撮映像や、キキ役の女優・小柴風花がレンガ造りの黄色い建物の前に立つスチール写真などが公開されてきたが、今回の特報では初めて作品本編の映像が差し込まれている。


 この映像は、キキが物語の舞台であるコリコ島での一場面だといい、ホウキに乗ったキキが空から舞い降りると、地面に鮮やかに着地し、子どもたちに向かって元気いっぱいに「お待たせしました! お届けものです!」と本を手渡すシーンが収められている。

 だが、この舞台であるコリコ島の風景が、日本の郊外にあるごく一般的なコンクリート造の小学校らしき建物であることから、「コリコ島って現代の日本なのかよ!」とネット上の一部掲示板などが騒然となっているのだ。

「今作は角野栄子さんの児童文学が原作となっていますが、やはり一般の映画ファンにとっては『魔女の宅急便』といえば、1989年に公開されたジブリアニメのイメージが非常に強い。アニメ版の風景はスウェーデンのストックホルムやバルト海に浮かぶゴトランド島ヴィスビーなど、中世から近代に建立された北欧の町を参考にして描かれていましたから、そのギャップに驚くのも無理はないですね」(映画ライター)

 また、華やかな空撮イメージから急に曇り空の校舎に映像が切り替わるため「ファンタジーじゃなかったのか」「初出しの特報ってことは、これが一番いい映像ってことなの!?」などと困惑の声も少なくないようだ。

 何かと不安を抱かせる特報映像だったが、同作の監督は現代日本の風景の中で渦巻く人間の機微や、そこからにじみ出る恐怖を描かせたら右に出る者がない“Jホラーの旗手”清水崇。どんな仕上がりになるのか、公開を楽しみに待ちたい。

最終更新:2013/11/07 12:00
ページ上部へ戻る

配給映画