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やきそばかおるの「土下座してでも会いたい!」第13回

『そして父になる』『藁の楯』にも出演 エキストラの帝王、増井さんのセオリー

masuda05.jpgドラマ『たべるダケ』(テレビ東京系)第2話での増井さんの再現。

(時間があったら探したい、増井さんが参加した映画 ※一部)
・映画『愛と誠』(三池崇史監督)
少年院に連れてこられた太賀誠(妻夫木聡)をにらみつける囚人の役。

・ドラマ『たべるダケ』第2話 
主人公シズル(後藤まりこ)がたくさん食べている姿を、久美(石橋杏奈)の隣で呆然と見ている男。

 ほかにも、『アウトレイジビヨンド』(北野武監督)、『るろうに剣心』(大友啓史監督)、『ツナグ』(平川雄一朗監督)、『劇場版トリハダ』(三木康一郎監督)、『横道世之介』(沖田修一監督)、『劇場版ATARU』(木村ひさし監督)、『凶悪』(白石和彌監督)、『めめめのくらげ』(村上隆監督)などなど……。
※11月公開のアノ話題の映画にも参加されています。タイトルも役も言えないのが残念。

冒頭でも触れたが、増井さんは『そして父になる』にも参加。『そして父になる』『藁の楯』といえば、両作品ともカンヌ国際映画祭に選出された映画。増井さんは、ある意味、「カンヌ・俳優」ならぬ「カンヌ・エキストラ」なのである。
 
***

――増井さん、すごいじゃないですか!

「ありがとうございます。『そして父になる』では、1秒ほど映っております。エキストラとしての役割を一生懸命、果たさせていただきました」

――この先の目標はなんでしょう? やはり、エキストラを卒業して有名俳優に?

「役者への憧れはありますが、まだまだどうしても越えられない壁があるんです……」

***

 あらら……。そこはかなりシビアに捉えてらっしゃるようだ。真面目に取り組んでいるからこそ、見えてくる課題があるのだろう。今は、エキストラの実績を積んでいきたいという増井さん。今回のインタビュー後、満面の笑みを浮かべながら帰っていった。
(取材協力:原田専門家・山極克矢)

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●やきそば・かおる
山口県出身、東京都在住。ライター、構成作家、写真家。趣味は、変わった人に会って、変わった話を聞くこと。「相づちだけはうまいと言われます」(本人談)
Twitter@yakisoba_kaoru

「土下座してでも会いたい!」過去記事はこちらから

最終更新:2013/11/06 11:42
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