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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 土下座してでも会いたい!
やきそばかおるの「土下座してでも会いたい!」第12回

消えゆく昭和の記憶……デパートの屋上遊園地を撮り続ける写真家

■嘆願! ぜひとも残してほしい屋上遊園地

やきそば 「木藤さんが、とりわけ残ってほしいと思う屋上遊園地は?」

木藤さん 「(即答で)長崎市の『浜屋』です。ここの屋上遊園地は歴史が長く、30~40年は雰囲気が変わっていません。ぜひとも残ってほしいです。あとは、埼玉県の川越市にある『丸広百貨店』。ここの屋上遊園地には、大きな遊具が3つもあります」

やきそば 「大きな遊具?」

木藤さん 「モノレールと、観覧車、飛行機がグルグル回る遊具といった、一般的な遊園地にあるような大型の遊具が揃ってるんです」

 土曜の夕方、上野松坂屋の屋上遊園地で、木藤さんと屋上の話で大盛り上がり。気がつけば、たくさん遊んでいた子どもたちは続々と家路に。屋上遊園地に残っているのは我々2人と、遊園地の常連とみられる主婦の方の3人だけなのであった……。

やきそば 「寒くなってきましたね。帰りましょうか」

木藤さん 「いえ、私はもう少しここにいます」

●木藤富士夫さんのサイト
「Roof おくじょう」<http://okujo.fujio-panda.com/>
日本国内外の屋上遊園地にまつわる写真や情報が満載。
※個人的には、ぜひとも写真集を出版してほしいところですが、木藤さんによると、出版させてくれる会社を募集中とのことです。

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●やきそば・かおる
山口県出身、東京都在住。ライター、構成作家、写真家。趣味は、変わった人に会って、変わった話を聞くこと。「相づちだけはうまいと言われます」(本人談)
Twitter@yakisoba_kaoru

「土下座してでも会いたい!」過去記事はこちらから

最終更新:2013/11/01 18:00
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