プロボクシング亀田大毅“英断”統一戦の裏にあるTBSの姑息な「長男・興毅4階級制覇」策略
#ボクシング #亀田三兄弟
プロボクシングIBF世界スーパーフライ級王者の亀田大毅が、WBA同王者のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)と団体王座統一戦を行うことが発表された。試合は12月3日、亀田の地元・大阪で開催される。
この発表にネット上の掲示板などでは、「これは英断、大歓迎」「次男だけはガチ路線だな」などと、ランキング下位選手との防衛戦を選択しなかった陣営を評価する声が上がっている。だが、このマッチメイクの裏側には、亀田陣営とTBSの姑息な算段があるのだという。
「このマッチメイクでもっとも得をするのが、長男の興毅ですよ。WBAバンタム級王者の興毅は、過去にライトフライ級とフライ級も制覇していますが、フライ級とバンタム級の間にあるスーパーフライ級は“飛び級”しているんです」(スポーツ紙記者)
つまり、興毅が今後スーパーフライ級の世界王座を獲得すれば、「世界4階級制覇」となり、往年のスーパースターであるロベルト・デュラン(パナマ)やパーネル・ウィテカー(米国)らと肩を並べることになる。だが、大毅の統一戦と興毅の4階級制覇に、どんな関連があるのだろうか。
「減量苦のある大毅は同王座獲得時から、“初防衛したら返上”を公言してきました。実質この統一戦が初防衛戦になりますから、勝ったら返上は既定路線でしょう。逆にソリスが勝った場合、WBAは他団体との統一王者を“スーパー王者”に格上げして正規王座を空けるシステムを採用している。つまり、どちらが勝っても同王座は“空位”になるんです。あとは興毅がバンタム級王座を返上してスーパーフライに落として王座決定戦を行えば、“日本初の4階級制覇王者”誕生ですよ。亀田陣営とWBAとのこれまでの癒着ぶりを見れば、興毅が好きな時期に好きな相手と決定戦を行える状況にあることは明らかです」(同)
こうした動きには、試合を放送するTBSの意向も色濃く反映されているという。かつては視聴率40%超えを記録したこともある興毅の試合だが、7月に行われた7度目の防衛戦では11.8%まで落ち込んでいる。
「最近の亀田人気の低下は明らか。TBSとしては“4階級制覇”という文言で煽れるだけ煽って、視聴率を稼ごうということです」(同)
かつては威厳の象徴だったはずのボクシング世界チャンピオンベルトが、テレビ局の“テコ入れ”に使われてしまう時代になったということか……。
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