トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『夫のカノジョ』タイトルが悪い

まさかの4.7%スタート 川口春奈主演『夫のカノジョ』に「『斎藤さん』に似てる」の声

ottonokanojo1025.JPGTBS『夫のカノジョ』番組サイト

 女優・川口春奈がゴールデン初主演を務める連ドラ『夫のカノジョ』(TBS系/木曜21時~)が24日にスタートし、初回平均視聴率4.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。放送中の深夜ドラマの初回視聴率にも及ばない惨敗ぶりに、早くも「今期最大の大コケか?」との声が上がっている。

 振るわなかった最大の原因は、裏番組の米倉涼子主演『ドクターX~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)。この日も平均視聴率23.1%を記録しており、目の上のこぶとなっている。

 『夫のカノジョ』は、製粉会社に勤めるOL・星見(川口春奈)と、専業主婦の菱子(鈴木砂羽)が、魔法で体が入れ替わってしまう痛快ホームコメディ。初回では、心配性の菱子が、夫の麦太郎(田辺誠一)と星見の浮気を疑い、星見に別れるよう直談判。そこへ突然、魔法使い(渡辺えり)が現れ、「天罰だ」と体を入れ替えられてしまい、元に戻るまで生活を交換することに。

 強気な性格に生まれ変わった菱子は、ママ友会で陰口を叩くPTA会長の千代乃(山村紅葉)に、「ここにいない人のこと、あーだこーだ言うのってどうなのよ!」とバッサリ。その後も、小学校で飼っているハムスターに、消しゴムのカスを食べさせようとした千代乃の息子に、「お前は消しゴムのカス食えんのかよ!」「自分より弱いやつに嫌がることするのはなあ、イジメなんだよ!」と言い聞かせ、トラブルを解決した。

 これに、視聴者から「『斎藤さん』に似てる」という声が噴出。どうやら、前クールの『斉藤さん2』(日本テレビ系)で観月ありさが演じた主人公と、キャラクターが被っているようだ。

 しかし、決して評判は悪くはない。「テンポがよくて引き込まれる」「単純だけど面白い!」「山村紅葉の悪役が板に付いてる」「ベタな魔法使いが出てきて笑った」と、視聴者は軽快なコメディを楽しんでいるようだ。

「これまで、高校生の男女が入れ替わる『放課後』(フジテレビ系)や、父親と娘が入れ替わる『パパとムスメの7日間』(TBS系)など、入れ替わり系ドラマは数々ありましたが、今回の“主婦とOLが入れ替わる”という設定の地味さに、興味を持たれづらかったのも原因かもしれません。また、『夫のカノジョ』というタイトルも、原作小説のままとはいえ、別のストーリーを想像させるため、失敗だったと思います。しかし、始まってみれば評判もよく、小気味よい展開はストレスなく見られる。なんだかいろいろと損をしているドラマですね……」(テレビ誌ライター)

 『夫のカノジョ』は今後、『ドクターX』という大きな壁を前に、視聴者の興味を引くことはできるだろうか?

最終更新:2013/10/25 19:31
ページ上部へ戻る

配給映画