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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 『ガンバ』ノロイが怖すぎるワケ
テレビ辛口研究所

TOKYO MXで再放送中『ガンバの冒険』徹底分析「なぜノロイは、あんなに怖いのか!?」

●美意識が強いこと
 白い体は気品があって美しい。本来は正義を表現することが多い「白」が、残虐な悪役という怖さもある。さらに、美しい「白」を汚したというだけの理由で、自分の手下をも躊躇なく殺してしまう美意識の強さも恐怖そのもの。

●殺しを楽しんでいること
 ネズミを殺す目的は、捕食としてではなく、「楽しみ」だけという恐ろしさ。「まだまだ殺すな。いつでも殺せる。ゆっくり殺せ。楽しく殺そう。薄汚いネズミどもを」と言ってのける、殺しを遊びとしか思っていない残虐さは最大の恐怖。白く気品のあるルックスと殺しを楽しむ残虐性などは、やはり『ドラゴンボール』のフリーザとも似ている。

●エンディングテーマが怖すぎる
 「けれど ゆうひは おまえとなかまの どくろをうつす」という、底なしに絶望的な歌詞のバックに、巨大なノロイの姿が映し出される。これだけで十分最恐!

 時を経て、何歳になってもますます怖い『ガンバの冒険』のノロイ。あらためて恐怖の世界に浸ってみるのもいいかも。

最終更新:2013/10/25 12:07
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