「キムタク『安堂ロイド』の楽しみ方は?」「亀梨和也主演で大コケ!?」ジャニーズドラマ初回総ざらい
#テレビ #ジャニーズ #ドラマ #KAT-TUN #SMAP #安堂ロイド
連続ドラマが続々とスタートし、初回の評判や視聴率が連日のニュースをにぎわせている今日この頃。杏の朝ドラや、堺雅人の弁護士ものが高視聴率を叩き出す中、ジャニーズ俳優が主演を務める多くの作品が、なぜか相次いで不発……。
この緊急事態の原因を探るべく、放送中のジャニーズドラマを振り返ってみたい(以下、ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
■KAT-TUN・亀梨和也主演『東京バンドワゴン~下町大家族物語』(日本テレビ系/土曜21時~)初回8.8%
下町で古本屋とカフェを経営する4世代8人の大家族・堀田家が、不思議な事件を解決していくホームドラマ。これまで平均視聴率15%を超えることも多かった放送枠だが、主演の亀梨とホームドラマの温かさが結び付きづらかったのか、まさかの1ケタスタートとなってしまった。
亀梨のほかには、『あいのうた』(同)以来、8年ぶりの連ドラ出演となる玉置浩二、多部未華子、平泉成、加賀まりこ、ミムラ、金子ノブアキ、平愛梨らが出演。視聴者の評判はすこぶるよく、「素朴で優しくて、心が温かくなるドラマ」「家族で楽しく見られる」「平凡な日常のありがたさを感じ、涙が出た」などと絶賛されているだけに、今後の回復は十分ありそうだ。
唯一の壁は、「青田~、はい、キス!」でおなじみの玉置の素のキャラに、拒否反応を示す人が少なからずいることだろうか?
■関ジャニ∞・錦戸亮主演『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』(フジテレビ系/火曜22時~)初回11.5%、第2話9.4%
元No.1ホストで、甘い言葉を吐きまくる占い師・安倍祥明(錦戸亮)が、鋭い洞察力や発想の転換によって、相談者の悩みをスルリと解決してしまう一話完結もの。錦戸の袴姿のほか、Hey! Say! JUMPの知念侑李が学ラン姿で出演しており、多くのジャニヲタを萌えさせているとか。共演に、倉科カナやAKB48の柏木由紀、宮川一朗太など。
原作は、ポプラ文庫のライトノベル。同じくラノベ原作で一昨年放送された嵐・櫻井翔主演『謎解きはディナーのあとで』(同)が初回18.1%の高視聴率を叩き出していただけに、期待する声も上がっていたが、結果はイマイチ。評判は賛否分かれており、「ストーリーがよくできてる」「ユルいから、気楽に見られて楽しい」「杉良太郎がいい味出してる」といった感想も多い一方で、「錦戸くんの演技がひどい」「滑舌が悪い」「棒読み」と、主役の演技に不満を漏らす人も目立つ。
同枠の制作は、関西テレビ。前クールでは、広末涼子主演『スターマン・この星の恋』が、最終回6.9%の大コケ。関テレ的にももう失敗はできないだろう。
■TOKIO・長瀬智也主演『クロコーチ』(TBS系/金曜22時~)初回12.0%
数字はパッとしないものの、コアなドラマウォッチャーらが「今期一番の期待作」「このドラマだけ突出している」と声を揃えるのが同作。『泣くな、はらちゃん』(日本テレビ系)に続き、今年2度目の連ドラ主演となる長瀬だが、過去の多くの主演作が、数字にかかわらず熱狂的なファンを獲得している。
原作は、「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)で連載中のコミック。テレビドラマでも“ゴラクテイスト”は健在で、長瀬演じる汚職警官の“何かやらかしそう”な怪しい雰囲気をはじめ、初回冒頭からおっぱい丸出しの女性死体が大写しになるなど、なかなか攻めた内容となっている。
同じ刑事ドラマでも、放送中の『相棒 season12』(テレビ朝日系)のような万人受けは望めなさそうだが、コアな大人のファンを増やしそうだ。
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