「PLの先輩・清原和博が激怒も……」“ミスター中日”立浪和義が監督になれなかったワケ
#プロ野球 #中日
12日に放送されたTBS系のスポーツ番組『S☆1』で、野球解説者の清原和博氏が中日の人事について激怒し、話題になっている。
プロ野球・中日ドラゴンズは9日、来季から谷繁元信捕手が選手兼任監督になると発表。同時に球団初のゼネラルマネジャー(GM)に、元中日監督の落合博満氏が就任することが決まった。
その一方で悔しい思いをしているのが、中日生え抜きのOB・立浪和義氏。番組内で清原氏は「僕は、立浪がなるのが順当だと思う」「ファンを無視している」など、PL学園高校の後輩でもある立浪氏を猛然とプッシュ。新体制を批判した。
だが今回、立浪氏が監督を見送られた裏には、深い事情があったのだという。落合&谷繁体制が決まる数日前に、こんなニュースがスポーツ紙を騒がせた。
<高木守道監督の後任について、白井文吾オーナーは今季最終戦の5日まで凍結することをフロントに指示していた。これまで候補はOBの立浪和義氏、落合博満前監督=ともに野球評論家=の両氏に絞り込まれていた。だがチームは世代交代を進める過渡期。関係者によると、若く、生え抜きのスターでもある立浪氏には将来的に指揮を託したいとの考えから、見送られることが濃厚となった>
文面通りに捉えれば、今回は時期尚早であっただけで、立浪氏の将来的な監督就任は既定路線のように見えるが、実際は違う。
「これは、球団フロントの頭の中に立浪氏の名前はないということを宣言しているのと同じ。彼の監督就任は、少なくとも向こう5年はないでしょうね」(中日担当記者)
立浪が敬遠される理由もある。
「女性問題ですよ。プレイヤーとしては一流でしたが、グラウンド外の醜聞が多すぎた。梅宮アンナさんとの泥沼不倫や、古閑美保さんとの浮気疑惑、ある週刊誌では愛人のインタビューも掲載されましたよね。これに中日の白井オーナーが激怒。『俺の目が黒いうちは、絶対に監督にしない!』と宣言していたそうです」(同)
加えて、落合氏と立浪氏はソリが合わないことで有名。清原氏が待望する「立浪新監督」までの道のりは、思いのほか厳しいようだ。
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