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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > NHK会長発言に民放が大激怒

NHK会長の「TBS『半沢直樹』の視聴率知らない」発言に、民放各局が大激怒のワケ

grfeqarwfeqa1011.jpgTBS『半沢直樹』

「『半沢直樹』の視聴率がどれだけか知らなかった。そんなにすごかったんですね」

 まるで他人事のように言ってのけたのが、NHKの現会長・松本正之氏だ。


 今月3日、NHKの定例会長会見が行われた。喜色満面に受け答えしたのは、先月28日に放送終了した朝の連続テレビ小説『あまちゃん』について。最終回の放送があった9月28日から今月2日までに約250件の好評の意見が寄せられたそうで、広報担当者によると、うち90件が続編を望み、再放送の要望も100件あったという。

 松本会長は大みそかの紅白歌合戦での『あまちゃん』の企画に「紅白は国民的行事の要素があるので期待に応えたい。『あまちゃん』は社会的現象(になる)などいろいろなことがあったので、担当が考えていると思う」と上機嫌で語った。

 一方、平均視聴率42.2%(関東地区)を記録したTBS系ドラマ『半沢直樹』について、松本会長は「受けていると聞いて、見てみた。今の世の中でサラリーマンがあれだけの正義感でやるのは難しい。その正義感が受けたと思う」とコメント。だが、肝心の視聴率について「『半沢直樹』の視聴率がどれだけか知らなかった。そんなにすごかったんですね」とやってしまったから、さあ大変! そのことを伝え聞いた民放スタッフは「ふざけんな!」「テレビマンを侮辱する発言だ!」と口々に声を上げる。

 某バラエティ番組のディレクターは「さすが“天下のNHK”。国民の税金で番組を作ってるようなモンだから、視聴率は二の次なんだろう。こっちは限られた予算の中でやっていて、数字が悪かったら予算は削られる。会長の発言は、内に秘めたNHKの傲慢さがよく出ている」と呆れたように語る。

 『あまちゃん』の大ブレークで口が滑ったとはいえ、“失言”にはくれぐれもご注意を!

最終更新:2013/10/11 10:00
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