「知らない女の子たちがゾロゾロと……」AKB48の冠番組に起きている異変とは!?
#アイドル #テレビ #AKB48
アイドルグループ・AKB48の冠バラエティ番組の出演者に、近頃、大きな異変が起きているという。
現在、地上波で放送中の番組は、2008年から続く『AKBINGO!』(日本テレビ系)、有吉弘行が司会を務める『有吉AKB共和国』(TBS系)、テリー伊藤と峯岸みなみがMCを務める『AKB子兎道場』(テレビ東京系)、関西ローカルの『AKBと××!』(読売テレビ)など。
AKBの世代交代を表すかのように、最近は“次世代メンバー”と呼ばれる新しいメンバーが出演する番組が増えており、特に『AKBINGO!』は、昨年加入したばかりの14期生や、13期生が出演することが多いため、回によっては、ファンでなければAKBの番組であることすらすぐに気付けないような状況となっている。
8日放送の『AKBINGO!』では、8月に研究生から“チーム4”に昇格したばかりの小嶋真子、西野未姫、岡田奈々、相笠萌、茂木忍、岩立沙穂がスタジオに登場。小嶋がほかのメンバーに「自分クイズ」を出題し、答えられなければ顔にクリームが飛んでくるという企画を放送した。
クイズの内容は、「劇場公演中に私がやられてイヤだったことは?」「楽屋でやられた引いてしまったことは?」「一緒にお風呂に入った時、私がシャワー片手に熱唱した歌は?」といった内輪ネタに終始。AKBのコアなファンからは、「次世代メンバーの素顔が覗けた」と好評だったようだが、一般視聴者は置いてけぼりをくらう内容であった。
また、番組後半では、来月10日に開催される「AKB48グループ ドラフト会議」の候補者29名が地上波初登場。候補者に選ばれるためのオーディションを勝ち抜いたばかりの彼女たちは、まだAKBでもない素人。小学6年生の候補者は「AKBINGO!に出られたことがすごいうれしくて、緊張しています」と初々しくコメントし、16歳の候補者は、AKBのファンであることをアピールした。
これには、さすがにファンからも「いつからこんなマニアックな番組になった!?」「誰得!?」「テレビでやる内容じゃないだろ」という声が上がっていた。
「かつて前田敦子や篠田麻里子が毎週出ていた番組も、今や『選抜総選挙』圏外の無名メンバーが中心。出演するメンバーはAKB運営サイドの言いなりで、番組が決められるのはその子たちを使った企画内容だけ。さすがに、ここ最近の無名ぶりに、『これじゃあ、視聴率が取れない』と愚痴をこぼす局スタッフもいるようです。しかし、これもAKBサイドが、次々と卒業していく選抜メンバーに代わるメンバーの発掘に躍起になっている表れ。運営も必死なんです」(映像制作会社関係者)
一方、今月5日にNHKのBSチャンネルで始まったバラエティ番組『AKB48 SHOW!』(BSプレミアム)には、大島優子や渡辺麻友、小嶋陽菜、高橋みなみ、島崎遥香など選抜メンバーが総出演し、スタジオライブやコントなどを放送。多くのファンから「神番組」と称されると同時に、「これこそ地上波でやるべきだろ」「NHK初冠番組だからって、媚び売りすぎww」「やればできるんじゃん」といった声も。
これまで、あらゆるメディアを巧みに操作しながら、アイドルの頂点へ上り詰めたAKB。無名メンバーばかりを出演させるのも、すべて計算通りなのかもしれない。
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