杏主演『ごちそうさん』22%好発進も「15分が退屈」「原田泰造が原田泰造にしか見えない」の声
#杏 #ごちそうさん
先月30日にスタートした、杏がヒロインを務めるNHK朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』の初回視聴率が、関東地区で22.0%、関西地区で18.2%(ビデオリサーチ調べ)を記録。『あまちゃん』の初回視聴率を超えただけでなく、ここ10年間の朝ドラ史上最高の数字でスタートした。
同作は、食い倒れの街・大阪を舞台に、東京から嫁いできた卯野め以子(杏)が関東・関西の食文化の違いを克服しつつ、自ら作る料理と夫への愛情で、大正~昭和の時代を生き抜いて力強い母へと成長していく物語。
初回~第2回では、小学1年生の洋食屋の娘・め以子(豊嶋花)が、「取れたての卵で作ったオムレツが食べたい」と学校のニワトリ小屋に侵入したほか、寺のお供え物のイチゴを盗み食いしたりと、ヒロインの生まれながらの食いしん坊ぶりが中心に描かれた。
初週は、杏もほとんど登場せず、“プロローグ”といった様子だが、好スタートに反して評判は良くないようだ。
「本来、朝ドラってこんな感じでしょ」「のんびり見られていい」といった意見もあるが、それより目立つのが「展開が遅すぎて、見ていて疲れる」「退屈で15分間も耐えられない」「高齢者しか見なさそう」「ドラマ全体の雰囲気が暗い」といった意見。特に前作『あまちゃん』を見ていた多くの視聴者は、テンポの違いに戸惑っているようだ。
また、め以子の父親を演じるネプチューン・原田泰造に対し、「父親のキャラが見えない」「原田泰造は、原田泰造にしか見えない」「バラエティのイメージが強すぎて、入り込めない」と厳しい声も多い。
さらに、初週の物語の軸となるイチゴの登場シーンでは、「明治時代に、あんなに真っ赤で、形が揃ったイチゴがあるわけがない」「キレイすぎるイチゴに興ざめした」という意見も。
「『ごちそうさん』は、『JIN-仁-』(TBS系)や、『とんび』(同)の人気脚本家が手掛ける、オリジナルストーリー。どうやらヒロインが大阪に嫁いでからの話が本筋のようですし、朝ドラは途中から視聴率が上がる傾向がありますから、今は少々だるくても、気長に考えたほうが良さそうです。とはいえ、業界内でも『面白い』という声はほとんど聞こえてこないですね」(テレビ誌ライター)
早々と「もう見ない」「8時からは(テレビ朝日の)『モーニングバード!』を見ることにする」などといった声も噴出している『ごちそうさん』。今後、『あまちゃん』のように視聴者の心をつかむことはできるだろうか?
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