観客のため息にブチ切れた、プロテニス・クルム伊達の“扱いづらい”素顔とは
#テニス
テニスの東レ・パンパシフィック・オープンでクルム伊達公子が先月24日、観客のため息に激高した一件が波紋を広げている。
2011年全米優勝のサマンサ・ストーサー相手に、第2セットのタイブレーク最初のポイントでダブルフォールト。観客から「あぁ~」と大きなため息が漏れると、クルム伊達が「ため息ばっかり!」とブチ切れたのだ。ほかにも、ミスした時の観客のため息に「シャラップ!(黙れ!)」と叫ぶなど、この日のクルム伊達は終始イラついた様子。今大会前、自身のブログで「観客がため息をつくと、やる気を削がれる」と訴えていただけに、とうとう我慢の限界を超えたとみられる。
ただ、世間の反応は「真剣にやっているのだから仕方ない」とクルム伊達を擁護する意見も聞かれる一方で「大人げないのでは?」と疑問の声も上がっている。そんななか、彼女を古くから知るテニス関係者は「もともと、ああいう子」と断言する。
以前から試合が劣勢になるとイライラする性格のようで「試合中にボールを手渡すボールボーイに罵詈雑言を浴びせたり、手渡ししたボールをラケットではじいたり……。マスコミに対してもそっけない態度を取ったり、取材を拒否したり……。機嫌の悪さを露骨に出すタイプだった」(同)という。
これについてはクルム伊達本人も「感情のコントロールがうまくなかった」と後に反省しているが、「やっぱり根本は変わってないんだなぁ、と思いましたね」とは同関係者。
今回の“ため息事件”は、生来の気性の荒さの一端をのぞかせたといえそうだ。
「彼女は女子テニス界の第一人者。関連イベントやCMにも出演しているだけに、代償は大きい。今回の件が原因で“扱いづらい”というイメージを持たれてしまった可能性はある」(代理店関係者)
もっとも、世界の一線で戦い続ける彼女本人は、自分のイメージなどに関心はないだろうが……。
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