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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 竹内力が16歳の高校生に…!?
『バトル・オブ・ヒロミくん!~The High School SAMURAI BOY~』竹内力インタビュー

イメージは“四枚目”な仮面ライダー!?「もしもVシネの帝王が、16歳の高校生を演じたら……」

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――バラエティに出ている力さんは比較的、素の部分が出てるんですね。音楽に関してはどうですか? 個人的に、RIKIさんが「完全無欠のロックンローラー」や「燃えろいい女」なんかをカバーしたアルバム『男唄』が大好きなんですよ!

 お、ありがとう! うちの公務員の実兄も車でよく聴いてくれてて、「弟はいい詞を書くなー」って思ってくれてるみたい(笑)。実は、来年に新作を出すんですよ。

――お! 今度はどんな感じに!?

 これまでとは、違った雰囲気だね。今はそこまでしか言えないな。

――NHK『みんなのうた』の10~11月でも「回れトロイカ」を歌いますよね?

 まわ~れトロイカ~♪ってね。

――生歌が聴けた! 『バトル・オブ・ヒロミくん~』のエンディング曲「男の時代」も好きです!

 演歌が好きなんで、タイトルも詞も、男の演歌っぽくしたんですよ。ポイントはセリフを入れてるところね。最近、そういうタイプの演歌が少ないから。で、曲が終わったかと思うと、また始まるという、ちょっと冗談っぽくしてね。アイデアはどんどん出てくるんですよ。

――演歌が好きとは、意外でした。

 音楽は、ロックでもムード歌謡でもなんでも好きだよ。最近、男性の演歌歌手って少ないじゃん。

――まして、男臭い演歌歌手って最近あまりいないですよね。

 そうでしょ! 

――もともと、歌手に憧れはあったんですか?

 学生時代は文化祭や文化ホールでバンド組んでやってたね。「お前、ドラムやれ。お前はギター、オレはボーカルな」って。楽器の練習しなくていいから。覚えるの歌詞くらいじゃん? それでもカンペ見ながら歌ったりしてたけど、ずっとそれで押し通してきたから(笑)。

――音楽に関しても、期待してますよ! ちょっと話は戻って、力さん来年正月で50歳じゃないですか。今年から来年にかけて集大成的な部分って、ご自身の中にありますか?

 50歳だからじゃなくて、毎年思ってますよ。階段を一歩ずつ上がりたいなって。昔からずーっと思ってた。なかなか階段を上がれなかったり、踏み外したり、転げ落ちたり、何段か飛ばして踊り場まで着いたけど、そこで調子に乗ってそこからまた落ちたり、だまされたりね。

――ずっと順調というわけではなかったんですね。最近はいかがです?

 今まで続けてきた中で、今やっと実がなって、花開く時期がこの50歳じゃないかなとは思うんです。詳しいことは言えないけど、うちの会社で製作した来春公開の素晴らしい映画が控えてますし。それがひとつの集大成になるかな。それでドカン! とかまして、今はその後に続く作品の企画を考えているんですよ。それはVシネの集大成になるかな。今の日本で、オレみたいなこういうキャラクターを作れる人って、オレしかいないぞっていう区切り。来春公開の映画は、今オレが死んだとしても公開されるんで、安心はしてますけど。でも、後ろから押さないでくれよ!

――そんなの怖くてできるわけないじゃないですか! 今日はありがとうございました!
(取材・文=高橋ダイスケ)

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●『バトル・オブ・ヒロミくん!~The High School SAMURAI BOY~』
監督・脚本:宮坂武志 製作総指揮:竹内力 出演:竹内力、栞菜、倉葉さや、根岸大介、中野裕斗、山口祥行、鈴木希依子、伊崎央登、林田直樹、鎌田雅弘 主題歌:竹内力「男の時代」 配給:RIKIプロジェクト
2013年10月5日(土)より、キネカ大森、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開

最終更新:2013/10/02 18:54
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