イメージは“四枚目”な仮面ライダー!?「もしもVシネの帝王が、16歳の高校生を演じたら……」
#映画 #インタビュー #竹内力
――いつも、“勝負”の意識というのがあるんですか?
力 もちろん! 主役の作品に関しては、主役だから作品に対して口出しできる部分ってのがある。監督とかプロデューサーにも、言うべきところは言う。脇役で入ってるときはお邪魔してる感じなので、それは減るけど。主役がいるし、それで現場を崩してはいけないから。
――製作としても作品に関わることが多いと思いますが、監督はやらないんですか?
力 昔は助監督を何年も経て、ようやく監督になれたけど、今ではいろんな方たちが助監督をすっ飛ばして映画監督になっちゃって、監督業がすごく身近な職業みたいになってきたと感じるんです。時代とテクノロジーの変化と共に。自分のところにも「映画監督をやりませんか?」っていう話が来たけれど、乗っからなかった。俺の中では、監督はプロフェッショナルな仕事だと思ってますから。
――プロデューサー業とは、また違うんですね。
力 製作はプロデューサーが何人かいて、チームプレイでやっているからね。オレだって、製作全体の20%くらいだよ。監督の場合は、それが100%じゃないといけない。そうじゃなきゃ、監督って名乗っちゃいけないよ。
――ちなみに、俳優や製作以外でも、最近、バラエティにもよく出られてますよね。ああいった番組に出ることは、実はお好きだったり?
力 普通に家でバラエティ番組を見てる感じですよ。それを撮られているだけで、振られたらなんかしゃべろうかなって。クイズ番組とかでも、家で見てたら普通に考えて、答えたりするじゃないですか。そのまんまですよ。
――バラエティ番組では、俳優・竹内力をあまり意識しない?
力 むしろ「普段はこうだよ」っていうのを伝えたいんだよね。ダジャレも言うし。そこでキャメラを意識しちゃったら、疲れちゃうし、全部を演じていたら大変だよ。
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