東京五輪決定を音楽家はどう受け止めた? YOSHIKI、いきものがかり水野、三宅洋平らの発言を追う
#リアルサウンド
YOSHIKI『YOSHIKI CLASSICAL』(ワーナーミュージック・ジャパン)
【リアルサウンドより】
2020年、夏季五輪の開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会が7日(日本時間8日)、ブエノスアイレスで行われ、開催都市に東京が選ばれた。日本での五輪は72年札幌、98年長野の冬季五輪と合わせ4度目の開催となる。
この発表を受けて、音楽業界でもさまざまな意見や意思表明が飛び交っている。X JAPANのリーダーYOSHIKIは、サンケイスポーツの電話取材に「歴史的なことが東京で起こるんだと感動しちゃいました。暗いニュースが多い中、今の日本に一番必要なことだと思う」と答え、今回のオリンピック開催決定を喜んだ。
また、歌手の和田アキ子は、8日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で開会式への出演に言及。準レギュラーの出川哲朗が「やらしい話、総合演出によってはアッコさんが歌ったり……」とおだてると、「今だと秋元康さんとか…私、詞作ってもらったりしてるから」「何か夢が持てるねえ!」と、テーマ曲を担当することにも前向きな姿勢を見せた。ほかにもツイッターでは、T.M.Revolutionの西川貴教が、「おはようございます。インドネシアから帰国しました。そして、改めて2020年、東京オリンピック開催決定おめでとうございます。」、GLAYのボーカリストのTERUは「おっ!2020年のオリンピック開催、東京に決定したみたいですね!楽しみですね!」などと発言し、オリンピックの開催を喜ぶ声が目立った。
一方、オリンピックの開催に対し、複雑な心境を示すミュージシャンも散見される。ソウル・フラワー・ユニオンは公式ツイッターにて「2020年夏期オリンピック・パラリンピック、東京に決定。いやー、朝からビックリ。」と発言した後、日本経済新聞の「五輪後に景気が悪くなる理由 夏季6大会で例外は1つだけ」という記事を紹介した。歌手の中山美穂は、お笑い芸人・ほっしゃん。の「やると決まったら素晴らしいモンをやらんと〜。ただ”日本の大きな問題”については、世界は日本人みたいに無関心で甘っちょろくない。”お手並み拝見”どころか”手腕ガン見”。それが世界標準。参加どころか開催するんやから、俺も含めて国民もそら、その”世界標準意識”をクリアせんとアカンよな。」という発言をリツイート。オリンピック開催を手放しに喜べない心境を匂わせた。
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