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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 半沢直樹独走!夏ドラマ総まとめ

『半沢直樹』の独走、『あまちゃん』のスキャンダル、フジの“大コケ”……「夏ドラマ」総まとめ

■“大コケ”ドラマの量産で問われる、フジテレビの企画力

 今クール一番の“大コケ”と話題になったのが、広末涼子主演『スターマン・この星の恋』(フジテレビ系)。広末は、17年ぶりの連ドラ主演に意気込んでいたそうだが、演出を映画『20世紀少年』などの堤幸彦が手掛け、脚本を人気作家の岡田惠和が担当するも、平均視聴率は1ケタ続き。最終回は、6.9%まで落ち込んでしまった。

 しかし、見続けた視聴者の満足度は高く、敗因は、多くの人が「見る気にならなかった」「宣伝を見ても、面白そうに思えなかった」と興味が湧かなかったことにありそうだ。

 フジはほかにも、山下智久主演の“月9”『SUMMER NUDE』や、江角マキコ主演『ショムニ2013』、織田裕二主演『Oh,My Dad!!』(平均9.3%)と、派手に宣伝をした作品がどれも振るわなかった。これに、業界内外から、フジの企画力を疑問視する声が上がっているという。

 『半沢直樹』という突然のビッグウェーブの訪れに、活気であふれていた7月クール。10月からは、前作の最終回が平均視聴率24.4%を記録した米倉涼子主演『ドクターX~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)や、『相棒 season12』(同)といった人気シリーズもスタート。SMAP・木村拓哉主演で話題の『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(TBS系)や、連続ドラマ小説『ごちそうさん』(NHK)は、これに追いつけるだろうか?
(文=林タモツ)

最終更新:2013/09/26 20:07
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