「半沢直樹は典型的な慶應男子」早稲田出身・堺雅人は半沢を内心小バカにしていた !?
#堺雅人 #半沢直樹
大好評のうちに幕を閉じたドラマ『半沢直樹』(TBS系)。決めゼリフ「倍返し」が流行語になるなど社会現象化し、堺雅人演じる主人公の半沢直樹は、いまやサラリーマンたちのヒーローだ。
しかし、半沢を演じた当の堺雅人は、半沢のことを少々小バカにしていたのではないだろうか? というのも、先日、堺が雑誌「ゲーテ」(10月号/幻冬舎)のインタビューで、こんなふうに語っていたからだ。
「『半沢直樹』は、慶應出身の銀行員の活躍を慶應愛に溢れる人たちが嬉々として描いた物語なんだと思います(笑)」
確かに、主人公の半沢直樹をはじめ、及川光博演じる同期の渡真利や滝藤賢一演じる近藤も、慶應義塾大学のOBという設定。原作者の池井戸潤も慶應出身で、ディレクターの福澤克雄に至っては幼稚舎から慶應で、慶応義塾の創立者である福澤諭吉の玄孫である。
ドラマの中でも、半沢は渡真利ら慶應大学の同期でたびたび飲みに行き、仕事でも組織の枠を越え協力し合う。卒業後もビジネス界でOB同士の結びつきが強く、“日本最強の門閥”ともいわれる慶應の校風が垣間見られた。
また、半沢、渡真利が、TKO木下演じる慶應同期でライバル銀行の行員・油山との再会する場面では、「ヒヨウラ」=慶應大学日吉キャンパスの駅の反対側の商店街のことで“日吉の裏”の略、「トリセイ」=ヒヨウラにある居酒屋、「二郎」=三田キャンパスそばのラーメン屋・ラーメン二郎のこと、「大ダブルヤサイカラカラメ」=ラーメン二郎での注文の仕方で“ラーメン大盛り、チャーシュー大盛り、野菜多め、味辛め”の意……などなど慶応出身者にしかわからない細かすぎる“慶應あるある”まで披露されていた。
しかし、先のインタビューには「慶應愛に溢れる人たちが嬉々として描いた物語なんだと思います(笑)」という堺の言葉。どこか冷ややかというか、上から目線のような気もする。
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