iPhone 5s発表の裏でiPod classicが消えた……!? 販売再開に歓喜の声も
#iPhone #Apple
9月20日から発売されるiPhone 5s・5c。今回はついにドコモが参入することになり、注目を集めている。iPhone5Sは指紋認証を搭載するなど、まさに最先端の仕様だ。
この新製品の発表の陰で、多くのAppleユーザーがホッとしたのは、iPod classicの販売が継続したことである。iPhone 5sの発表を前に、Appleストアでは一時、同製品の販売が停止。ネット上では「いよいよ終了か……」との臆測も流れた。
iPod classicは、2001年に発売された初代iPodの流れを汲む製品。01年には最大でも5GBだった容量は、現在は160GBまで増量。発売当初の「1,000曲の音楽をポケットに入れて」は「ベスト40,000曲を持ち歩こう」まで増加した。しかしiPod touch、そしてiPhoneの登場で、もはや主流からは外れた製品になっている。
07年に発売された第6世代からは、名称を現在のiPod classicに改定。現在発売されているのは、09年発売の第6.5世代である。これ以降、価格の改定はあったものの、新製品発売のアナウンスはまったくなされていない。iPod touchやiPhoneの普及した現状では、もはや過去の遺物のように扱われており、愛用者の中には「もう買えなくなるのでは」と複数台購入している人もいるとか。確かに店頭でも、iPod classicは見かけないことはないにしても、隅っこにポツンと展示されている程度なのだ。
iPod classicの利点は、なんといっても容量の膨大さだ。160GBの容量を埋め尽くすのは、並大抵な努力ではできない。実際に愛用している筆者も、34GBしか使っていない。それに半数以上は「なんで、こんなCDを買ってしまったのだろう……」といった類いの、二度と聴かない曲で埋め尽くされている。
とはいっても、「容量を気にしなくてもよい」「持っている音楽をすべて持ち歩ける」のは、大きな魅力だ(でも、人に入っている曲名を見せられないよね、絶対……)。
やはり同様の理由で、まだまだ需要は高い様子で、今回も無事に販売が継続したことを受けてTwitterでは「iPod classic 生存確認!!」「大丈夫だ! iPod classicは生きているぞー」などとツイートをする人も。
やはり、まだまだ需要が高いiPod classic。今後も販売を継続してほしいと願ってやまない。でも、iPod touchが160GBになったりしたら、乗り換えるけどね。
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