ダル弟デビュー! 「THE OUTSDIER 大阪大会」がヤバすぎた!!
──翔選手の踏み込みも速かったですよ。
「それが売りなんですよ。でも、速かったけど、行き切れてなかったでしょ? ビビってんですよ、あれ」
──ケンカとの違いは?
「あのね、ケンカって自分のアドレナリンで戦えるじゃないですか? ムカつくこと言われて自分でキレて、その勢いでバーッといけるけど、格闘技は違う。まったく知らない人と試合組まれて、日にち決められて、まったくムカついてもいない人とヨーイドン! で戦わなくちゃならない。これって結構、しんどいですよ(笑)」
──完全燃焼できましたか?
「あとであれこれ思うだろうけど、今日の段階でのベストは尽くせました」
──今日試合があるということをお兄さんに報告は?
「してないけど、知ってると思います。駄目出しされると思います」
──激励メールなどはもらえないんですかね?
「(兄は)そういうヤツじゃないんで。心の中で何かしら感じるタイプなんで。もっと自分が上に行けば相手してもらえるかもしれないですね。自分はまだまだです」
──今後の抱負は?
「とりあえず年内(の試合)はないです。次回は未定ですが、東京(開催のアウトサイダー)に行くかもしれません」
──応援団の人数がすごかったですが、全部で何人?
「450人ぐらいです」
──試合後、握手攻めにあっていましたね。
「こんなん、生まれて初めてです」
──今日は人生最良の日?
「間違いないです!」
大会終了後、前田日明は翔について、こうコメントした。
「正直、出田には勝てないと思っていたので、引き分けたのはたいしたもの。技術的には接近戦のショートフックがよかったですね。ハーフは優性遺伝の塊。ヘビー級でやるならもっと筋肉をガッチリつけて、110キロぐらいまで持っていって、そこから絞って動けるようにすれば、プロでも85から90キロのトップでいけるかも。アウトサイダーはヘビー級が人材不足。日本人の相手はちょっと見当たらないので、米軍とやらせてみたいですね」
翔の参戦により、これからの展開がますます楽しみになってきたアウトサイダー。次回大会は12月開催の予定である。また、アウトサイダーを題材にしたドキュメンタリー映画『タイトロープ』が11月9日(土)よりシネマート六本木ほかで全国順次ロードショーされることが決定した。詳細は公式FB(https://www.facebook.com/tightrope1109)でご確認あれ!
(取材・文=岡林敬太)
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