作業員のセンスに萌える、エアコン配管観察家
#土下座してでも会いたい!
身の回りにいそうでいない、ちょっと変わったことをしている人や、面白そうな場所に、文筆家のやきそばかおるが直撃取材!
エアコンがあるところに室外機あり。室外機があるところにエアコンの配管あり。なんと、エアコンの配管を観察している人がいる。名前は斎藤公輔さん。エアコンの配管といっても、なんの変哲もなさそうなものだが、中には変わったスタイルの配管がなされていることがあり、そういうのを発見すると斎藤さんは大喜びなのだそうだ。一体、エアコンの配管の魅力とは? 大阪に住む斎藤さんの元に向かった。
やきそば 「エアコンの配管だなんて、生まれてから一度も気にも留めたことがなかったんですけど(笑)、なぜ配管に興味が?」
斎藤さん 「仕事の関係で、エアコンの取り付けの研修をしていたことがあったんです。エアコンって、本体と室外機を配管で結ぶんですけど、どういうふうに結ぶかは作業員次第なんです」
やきそば 「なるほど。そこにセンスが表れるわけですね。配管の写真は何枚くらい?」
斎藤さん 「気になったものを数百枚は撮ってますが、中でもお気に入りのものだと50枚くらいです。しかも、いくつかのパターンがあることに気づきまして、その中でも特に好きなパターンを5種類に分類してみたんです」
やきそば 「(パッ!)おお! 思わず、私の瞳孔が開いてしまいました! 早速、教えてください」
【昇り龍型】
斎藤さん 「まずは『昇り龍型』です」
やきそば 「ダイナミックですね! 律義にも、ちゃんと真っすぐ上に配管が伸びている感じがします。取り付け工事は大変そうですが……」
【しだれ型】
斎藤さん 「こちらは『しだれ型』です」
やきそば 「『昇り龍型』とは逆で、建物の上に室外機があって、そこから下に向かって配管が伸びてますね」
斎藤さん 「配管によっては、『垂らしてるだけ感』が醸し出されています」
やきそば 「確かに。特に右側のほうは、もう少し強く束ねないと配管がバラバラになってしまいそう(笑)」
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