岩佐真悠子が「バストガン」をぶっ放す!甦る石ノ森章太郎の女版『サイボーグ009』
――なるほど。ずばり、本作の岩佐さん的な見所を挙げるとしたら?
岩佐 そこはやっぱりアクションですね。強い女子たちの闘いを観ていただきたいな、と。闘ってるのは女性ばっかりで、男性は出てきても速攻でやられちゃいますから(笑)。今はオナゴが強いのかと、嬉しい時代がきたな、って個人的にも嬉しいんです。
――というと?
岩佐 あたし、基本的には姉御肌タイプで女の子っぽいキャピキャピしたのが苦手で、でもグラビアアイドル時代はそういうのを求められるのが嫌で。「キャラじゃないし!」って正直思ってましたから。
――本作でアクションもベッドシーンもやりきってみていかがでしたか?
岩佐 すごい楽しかったですね。いろんなことにチャレンジするのも楽しかったし、出来ないことを出来るようにしてく作業って楽しいじゃないですか? いったん始めるとなんでも極めたくなっていくタイプなんで。自分の中では「やりきった!」っていう風にはぜんぜん思ってなくて、もっと極めたいなって。スタントさんに頼らなくてもアクション演じられるようになりたいです。
――本格派アクション女優・岩佐真悠子の次回作を期待してます!
(構成/鈴木ユーリ)
岩佐真悠子(いわさ・まゆこ)
1987年2月24日、東京都生まれ。女優。03年に「ミスマガジン」としてデビューし、以来グラビアと女優の両輪で活動してきた。主な出演作に『Deep Love~アユの物語~』(テレビ東京)、『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(フジ)ほか。
『009ノ1 THE END OF THE BEGINNING』
原作/石ノ森章太郎 監督/坂本浩一 出演/岩佐真悠子、木ノ本嶺浩、長澤奈央、杉本彩ほか 公開/9月7日より、新宿バルト9ほか全国順次
ウエスタン・ブロックとイースタン・ブロックに二極化し、両者が拮抗する世界。ウエスタンの特務機関によって作られたミレーヌ・ホフマン、通称“009ノ1”はイースタンに対する諜報活動、破壊工作を実行するサイボーグ化されたエージェントだ。次々とミッションをこなす中で、彼女は徐々に自分の誕生の秘密に近づいていく――?
『THE WOMEN FIGHTERS ~ミレーヌ・ホフマンと石ノ森章太郎が生んだ闘うヒロインたち~』
価格/1575円(小社刊)
ミレーヌ・ホフマンとしての岩佐真悠子完全撮りおろしグラビアを多数掲載した、映画『009ノ1』オフィシャルブック。坂本監督や共演者・長澤奈央との対談に加え、歴代の石ノ森章太郎作品バトルヒロインの系譜を辿る。
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